夫目線の逆子帝王切開出産レポート

こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
家づくりの打ち合わせも大詰めですが
我が家のもう一つのビッグイベント「妻の出産」がありましたので
今回はその様子をレポートしたいと思います
伝聞の情報も多めですが
ご興味のある方は是非ご覧ください
逆子と帝王切開
出産レポのに行く前に前置きを一つ…
妻は今回が初産になるんですが
妊娠35週を超えても逆子が治らずで
このまま逆子が治らなければ
38週目に帝王切開の予定でした
赤ちゃんはお母さんのお腹の中をグルングルンしてしますが
成長していくと自然に頭が下を向いていきます
しかし中には大きくなっても頭が上向きのままだったり横向きだったりする子もいます
うちの子はずっと横向きで
頭の位置は右側だったり左側だったり
忙しなくお腹の中を動き回ってはいたようですが
最後まで下向きにはなりませんでした
逆子での出産はよくあることなのかというとそうでもなくて
逆子のまま出産を迎える人の割合は全体の5%以下で
一度逆子と診断されても多くの人は出産までには頭の位置は下向きになるそうです
逆子の原因や直し方は?帝王切開になる?-おむつのムーニー 公式 ユニ・チャーム (moony.com)
逆子解消の試み
産院にもよると思いますが
妊娠30週超えたあたりで逆子のままだと
「逆子体操」の指導が入るようになります
ヨガのポーズみたいなので
赤ちゃんの頭が下向きになるのを促す運動です
あまり無理に体を動かし過ぎるのも
お腹が張ったりすると逆効果なので
適度に実施するのが良さそうです
お腹が張っている(=子宮が収縮した状態)と
赤ちゃんも動きにくくなったり
早産に繋がるリスクもあります
妻は妊娠期間全体を通じてお腹が張ることが多く
病院からもお腹が張ったらとにかく動かずじっとしているようにと言われてきたため
逆子体操も程々にという感じでした
あまり体を動かさずにできる方法として鍼灸院も何度か試しました
施術を受けると目に見えてお腹の中の赤ちゃんが動き始めるようですが
結局逆子が治るまでには至りませんでした
自然に治る人も含めて全体の9割以上は出産までには逆子が治るらしいので
これらの方法の効果のほどは不明ですが
逆子体操も鍼灸院も普段以上に赤ちゃんからのリアクションはあったので
人によってはそれがきっかけで逆子が治ることもあるのかなと感じました
何もせずに治らなかったとなるよりは
可能な範囲で色々トライしておいた方が
後悔は残らないかなと思います
逆子の原因
多くの場合は原因不明らしいですが
逆子になる要因として例えば以下のようなものがあるようです
・胎盤異常(前置胎盤、低置胎盤)
・骨盤が狭い
・羊水過多
なるほど振り返って考えてみると確かにこの辺は妻にも当てはまります
あくまで一つ一つが要因であって明確な原因という感じでもないので
出産に立ち会った助産師さんも「なんでだろうね〜」という感じだったみたいですが
これだけ重なるとこの辺が理由だったのかなという気もします
とはいえそれが分かったところで
これらの要因は体格や体質による部分が大きいので
努力でどうにかできるものではありません
また逆子になりやすい人の特徴として
生活習慣や運動習慣について言及する内容をネットでしばしば見かけます
それらの内容も因果関係が全くのゼロではないと個人的に思いますが
医学的に証明されているわけではないので
あまり気にしすぎないほうが良いのかなとも思いました
不規則な生活習慣だったから
あんまり運動しなかったから
逆子になったのかなとか
気に病む人は気に病むと思うので…
運動などはしたくてもできない場合もありますし
できる範囲で気に掛けておくくらいが精神的には丁度良い気がします
要は逆子になったからといって誰が悪いということはなく
自分の努力ではどうにもできないこともあるということが言いたかったです
色々試してみても逆子が治らない場合は
それが赤ちゃんにとって一番居心地の良い体勢なんだろうなと思うようにしたら
少しは気持ちも晴れるかなと思います
(というか助産師さんにそんな感じで励まされたみたいです)
余談ですがサポート営業のW氏も
奥さんが逆子で帝王切開で出産されているみたいなのですが
どうもへその緒が絡まってうまく回転できない状態だったらしいです

逆子の出産方法
逆子状態での普通に分娩するのは
後遺症や死産のリスクが高くなるため
帝王切開を推奨する産院が殆どだと思います
帝王切開自体は逆子の出産以外にも
多胎児の出産や緊急時など
5人に1人が帝王切開で出産しているとされていて
割と一般的な手術方法になります
ただ以下のような点を考えると
進んで帝王切開を受けたいという人はいないとは思います
①意識があるままお腹を切られる恐怖
②お腹に傷跡が残る
③術後の回復に時間がかかる
④次回以降の出産はほぼ確実に帝王切開になる
⑤出産可能な回数が限られる
⑥普通の分娩を経験しておきたい
妻的には①と⑥を特に気にしていましたが
最終的には帝王切開での出産に気持ちが切り替わっていました
(諦めの気持ちもあるとは思います…)
一応逆子による帝王切開を回避する方法として
「骨盤位外回転術」というものがありますが
少なからず母子の体に負担の掛かる方法で
対応可能な病院も限られてきますのでここでは説明は割愛します
こういう選択肢もあるという情報としては持っておいても良いと思います
出産前の最後の晩餐
前置きが長ーくなりましたが
そんなわけで結局逆子は治らないままだったので
帝王切開による出産予定日が決まりました
帝王切開は基本的に陣痛が来る前に施術する必要があるため
元々の出産予定日より2週間ほど早い日程でした
ここから出産前後に時間軸を戻してレポートしていきます
・・・
・・
・
出産予定日の3日前のことです
帝王切開をする場合
手術前日の夜から絶食になり
手術翌日まで何も食べられず
術後の食事もお粥など身体への負担が軽いものからスタートになります
そのため手術前に妻の食べたいものを食べておこうと話していました
焼肉、寿司、ケーキ…いろいろと候補は挙がります
とはいえ暴飲暴食もできないので葛藤しながら考えていました
その日は私は一人TOTOのショールーム見学に出掛けていたので
夕食の準備を買い物してから帰る予定でした

私と会話する時、妻はマクドナルドのことを「M」と呼びます(隠語ですね)
公的には関西人らしく「マクド」です
私は「マック」か「マクドナルド」呼びです
マクドナルドも妻の好きなものの一つではあり
手術予定日までまだ日もあるので
繋ぎの夕食のつもりでの選択でした
まさかこれが出産前の最後の晩餐になるとは
知る由もありませんでした
ちなみにですがマクドナルドのポテトは
妻がつわりの時にも食べられるものの一つとしても重宝していました笑
深夜の突然の破水
手術までまだ日はあったので
いつも通りの感じで眠りにつきました
…しかしその数時間
バシバシと叩かれて真夜中に目を覚まします
寝起きで一瞬なんのことかと思いましたがすぐに我に帰りました
妻には病院の緊急ダイヤルに電話してもらい
私は病院に向かう準備をしました
入院セットはあらかじめ妻がカバンに詰めて用意しておいてくれたので
後は持っていくだけだったので助かりました
動くと羊水が漏れるという感じだったので
安静且つ迅速に病院まで車で向かいました
目が覚めてから車に乗り込むまで10分くらいしかなかったと思うので
バタバタしていて忘れ物もいろいろとありました
割と大事な忘れ物もあったことに道中気が付きましたが
あとでなんとかなるだろうと思って
まずは妻を病院に連れて行くことにしました
午前3時の道路はスッカスカで走りやすかったですが
コップの水をこぼさないが如く慎重に走ります
今回の破水は正直私は全く予想していませんでした
手術予定が決まっていたこともあって
なんとなくその予定通りに進むと思い込んでいました
しかし臨月を迎えていればいつ産まれてもおかしくない状態なので
予定日より早く陣痛や破水が起こる可能性は十分考えられます
ちなみに破水は通常お産が始まってから起こるものなので
いきなり破水してしまうのはあまりよろしくないことのようです
羊水がどんどん抜けていくと赤ちゃんが危険な状態に晒されます
もし破水したかな?と思ったらすぐに病院に連絡して指示を仰ぐのが懸命です
後から妻に聞いた話しだと
予兆みたいなのは全くなくて
夜中にお腹痛いなーと思ってトイレに行こうとしたら
バンッ!と何か破裂したような感覚とともに水が股に広がる感じだったみたいです
おそらく頭のどこかでこうなる可能性も想定はしていたんだと思いますが
だいぶ冷静に動いてくれたので助かりました
あと入院セットの準備は揃えるものがたくさんあり結構大変です
入院セットと言っても大半は赤ちゃんの世話に必要なアイテム達なので
一緒に買い物に行くなりしてどんなものが必要なのか認識しておいた方がいいと思います
妻が動けなかったり入院してから何か持ってきてと頼まれることもあると思いますので
ついでに着替えの場所とか何がどこにあるのか把握しておくとスムーズだと思います
病院到着!からの一時帰宅
病院に到着するとすぐに院内へ!とはならず
このご時世なので2人ともコロナのPCR検査を受けます
唾液を使った簡易的なもので10分くらいで結果が出ます
結果は2人とも無事陰性で
今度こそ院内へ!と思いましたが
中に入ったのは妻だけで私は車待機となりました
入院、即手術となる訳ではなく
まずは妊婦の状態を確認して手術の段取りを組み
私は一旦帰って手術前まで自宅待機となる予定とのことで
まずは検査してその後の処置方針が決まるまでの車待機という感じです
30分くらいして看護師さんが戻ってきて方針を伝えてくれました
やっぱり破水だったようで
お腹の張り止めの薬でお産が進まないようにしているけど
午前中には帝王切開の予定で
もしお産が進めば前倒しで帝王切開になるので
いつでも連絡が取れるように携帯握りしめててくださいとのことでした
あと母子手帳忘れずに持ってきてねとの命をいただきました
個人病院で執刀などができるのも院長先生1人だけっぽくて
ちょうど休診日の未明だったので
おそらく家で休んでいるところで急遽呼び出しを受けたのかなと想像します
産婦人科だと個人病院と言えどこういった緊急対応もしばしばありそうなので
本当に頭の下がる思いです
ソワソワの自宅待機
家に帰ってからは
洗濯したり掃除したり
Twitterで呟いてみたり笑
じっとしていると落ち着かないのと
寝落ちする危険もあったので
とりあえず家の中をうろうろしながら連絡を待っていました
妻はというと病院でお腹の張り止めの点滴を打ちながら待機している状態でした
薬の副作用で心臓バクバクで
常にマラソン走っている感じだったようです
あと帝王切開になると手術前後はしばらく水も飲めなくなるので
喉カラカラで辛いとも言ってました
手も震えて打ちにくいけど携帯は使えるみたいで
定期的に状況は教えてもらっていました
薬でなんとかお産の進行はストップしている状態で
羊水も多めだったので
緊急でバタバタと帝王切開とはならず
午前9時頃に再度病院に向かうことになりました
今度は携帯も母子手帳も忘れずに
妻との面会と手術の説明
再び病院に付くと
そのまま妻のいる病室に案内してもらいました
もう出産直近まで面会できないものかと思っていましたが
手術前に話せる時間は1時間以上ありました
5時間ぶりに再開した妻は
複数の点滴に繋がれた状態でした
張り止めの副作用と水分が取れない辛さで
疲労は溜まっているけど覚醒状態みたいな感じです
まもなく院長先生がやってきて手術内容について説明してくれました
特に麻酔や切開を伴う手術になるためリスクについての説明が中心になります
帝王切開、麻酔、輸血に関してで、同意書も合計3枚サインしました
帝王切開の説明
帝王切開は麻酔をかけてお腹を切開して
赤ちゃんを直接取り出す手術になります
手術時間も30分〜1時間くらいで
自然分娩に比べると出産にかかる時間はとても短いと思います
その分赤ちゃん的にもいきなり外の世界に出てくることになるので
肺呼吸への切り替えがスムーズにいかない(産まれてすぐに泣かない)こともあるようで
その場合は1日ほど保育器の中で過ごすこともあるとのことでした
子宮も一度を切開して縫合するので
傷口が治るときに他の臓器や皮膚と癒着するリスクがあるとの説明がありました
子宮の収縮と共に傷口も小さくなるので
可能性としてはそこまで高くはないとのことでした
あとは術後の安静期間が自然分娩より長く
主に足の方で血栓ができるリスクが高くなるため
手術当日は足の電動マッサージをし続けて
翌日からは積極的に歩いてもらうという話もありました
妊婦は分娩の出血に備えて元々血液が固まりやすい状態になっているらしく
エコノミークラス症候群予防ですね
麻酔の説明
麻酔も状況に合わせて使い分けするみたいですが
お腹から下にのみ麻酔をかけることが多いと思います
麻酔は背中に管を通して薬を流すことになりますが
針を通す場所によって以下2種類の方法があるそうです
- 脊髄くも膜下麻酔
- 硬膜外麻酔
前者がより脊髄中心に近く
後者はそれより外側の層になるそうです
脊髄くも膜下麻酔の方が麻酔の効きは早いみたいですが
稀に後遺症として酷い頭痛が1ヶ月ほど続く場合があるため
今回は硬膜外麻酔をすることになりました
すぐにでも手術をしないといけないような場合は
問答無用で脊髄くも膜下麻酔になるのかなと思います
可能性は低いですが麻酔は後遺症として神経障害などが残るリスクがあるので
これも同意書は必須になります
そういえば猫の手術などで麻酔をかける場合も毎回書いていましたね
妻は背中に針を刺されるのと
意識があるままお腹を切られるというところに
一番恐怖を感じていましたが
ここまで来ると覚悟が決まっている様でした
母は強しです
ちなみに全身麻酔は赤ちゃんにも麻酔がかかるため
1秒でも早く赤ちゃんを取り出した方がいい場合に限られるそうです
輸血の説明
切開で出血も多いので
状況に応じて輸血をする場合もあるとのことでした
これも可能性は低いですが
アレルギーや感染症のリスクはあります
帝王切開については妻がよく調べて教えてくれていたので
一連の説明の内容もすんなり入ってきました
出産に関しては大抵奥さんの方が詳しくなると思いますが
最初から詳しいわけではなく
不安で色々調べた結果詳しくなっているんだと思うので
一緒に調べたり話を聞いて共有しておくことで
少しでも不安を和らげることができるのかなと思います
手術の準備へ向かう妻
面会から1時間程して
妻が手術の準備のために部屋を出ました
そこからまたソワソワする時間が始まりましたが
30分ほどして助産師さんから呼ばれます
手術着?を上から羽織り
手術室の前で再び待機です
ソワソワからドキドキに変わります
すぐ呼ばれるかなと思いましたが
しばらく待機が続きます
あたりを見渡すと扉が沢山あって
一体どんな間取りなんだろうと
余計なことも考えていました笑
途中で院長先生や助産師さんが手術室を何度か出入りしていたので
何かあったらのかな?と少し不安になりましたが
20分ほどして手術室の中に案内されました
遂に出産立ち会いへ
手術室に入ると
分娩台に乗った妻の横を通って
頭の側に誘導されます
鮮血でよくは見えませんでしたが
既にお腹は開かれていて
もう出産間近なことは伝わってきました
また1時間ぶりに再開した妻は
辛そうな表情を浮かべていました
少し麻酔の効きが弱い部分があって
そこが引っ張られると痛いみたいでした
手を握ってあげてて下さいと助産師さんに促されます
切開自体の痛みはないけど
引っ張られたり押されたりするのが痛いという話は聞いていましたが
麻酔の効きが弱めなこともあり妻はその痛みが強めの様でした
麻酔の効きにも個人差があるから
部分麻酔だと特に難しそうです
妻から出産の瞬間を動画撮っておいてと頼まれていたので
妻を励ましつつ携帯で撮影し始めます
そこから先は本当に一瞬だったと思います
「もう産まれますからね〜」
「お尻出ました〜もうすぐですよ〜」
「頭出ました〜産まれましたよ〜」
「…オギャア‼︎オギャア‼︎」
帝王切開だと泣かないこともあるという説明があったので
泣いてくれるかどうか心配だったのですが
産まれた瞬間から泣いてくれました
後で動画を見返しても
しっかりと産声が記録されていました
産まれた赤ちゃんは体を拭いてもらったり
産後のケアをいろいろとしてもらっています
その様子も動画に収めたりしていました
股を見て「これは袋では…!?」と勝手に思うところがありましたが
男の子だったら付いているべきものがなかったので
ちゃんと女の子でした
無事出産は終えましたが
妻にはまだ縫合が残っていました
ここまで来ると麻酔で眠らせてから縫合という選択肢もありますが
今回は横で私が付き添いながら縫合を進めてもらうことにしました
縫合もやはり引っ張られたりすると痛いようですが
出産の時と比べるとだいぶ安らかな表情でした
その間も赤ちゃんと記念撮影をしたり
授乳トライしてみたりしていました
赤ちゃんは先に退室し
程なくして縫合も完了し
私も先に病室へ戻りました
とにかく母子共に無事に出産を終えることができてよかったです
赤ちゃんとの面会
しばらくして妻も病室に戻ってきました
まだ点滴は沢山繋がれた状態ですが
今のところ麻酔が効いていて痛みは無さそうです
相変わらず喉はカラカラだけど
夕方まで我慢してねと言われていました
だいぶ疲れているだろうけど
出産ハイか眠くはないとのこと
定期的に助産師さんが術後の経過を見にきてくれていました
出産の立ち会い終わったらすぐ出されるのかと思いましたが
夕方くらいまではいて大丈夫とのことでした
赤ちゃんも産後の状態に問題ないみたいで
夕方まで3人で過ごすことができました
たまに泣きそうになりますが
すぐに収まってスヤスヤと大人しく寝ている子でした
妻はまだ起き上がれないので
ベッドで寝たままベッドで寝る娘を見つめていました
かわいいかわいい言っていたら
気付けば夕方になっていました
私はぼちぼち出ないといけない時間となり
妻と娘を残して病院を後にしました
妻の入院生活
妻は1週間ほど入院して
リハビリと赤ちゃんの世話の仕方を指導してもらいます
帝王切開だと入院期間も少し長めになります
食事
食事は手術翌日はお粥とか柔らかい消化にいいものからスタートです
少しずつ普通の食事に戻っていって
2日目からは一気に豪華な食事になっていました
毎回旅館さながらの質と量の食事が出ていたみたいです(3時のおやつ付き)
この辺はさすがの個人病院という感じです
術後の体にはちょっと多くて全部は食べられないくらいだそうです
※但しデザートは除く
術後のケア
妊婦さんの回復最優先という感じで
結構至れり尽くせりな感じだったようです
リハビリはもちろん自分で頑張らないといけないですが
深夜帯もなるべく休めるように
赤ちゃんが起きた時に病室に連れてきて授乳させるようにしてくれたりなど
(新生児は昼夜関係なく3時間おきくらいのペースで授乳が必要らしいです)
またフェイシャルエステやニューボーンフォト
足形を取ったカードや好きなベビー服のプレゼントなど
いろいろ記念になるものをもらえました
この辺も個人病院ならではですかね?
出産費用の話
帝王切開での出産の場合
一部の処置に対しては保険適用され3割負担となります
それでも出産費用は自然分娩と比べて高くなります
ただ高額医療費制度が適用できたり
民間の医療保険が適用できたりするため
場合によってはプラスになることもあるそうです
高額医療制度は年収に応じて
ひと月あたりの医療費の支払い限度額が決まっていて
それを超えた分は還付されるという制度です
事前に申請を出しておくと
窓口での支払いが限度額までになります
事前申請していなくとも後から還付を受けることができます
まだちゃんと調べてないんですが
帝王切開の費用の場合(うちだと保険適用の3割負担分が12万円くらい)
年収600万円くらいまでは多少還付を受けられて
それ以上になるとあやしくて
900万円を超えるとまず無理という感じっぽいです
民間の医療保険については
手術と入院に対して保険金が支払われる場合が多いと思います
保険会社に問い合わせたら支払い対象とのとこで
それなりの金額が返ってくる予定です
病院によっては教えてくれるかもしれませんが
基本的に自分で申請しないと保険金は支払われないので
忘れずに確認しましょう
出産費用総額
うちの出産費用の総額は70万円でした
この病院での自然分娩時の費用は53万円が目安とのことなので
帝王切開での追加費用は17万円ほどになります
そのうちの12万円が保険適用分なので手術等の費用で
残りの5万円が入院期間が伸びた分や深夜・休診日対応の費用になるかと思います
出産一時金で42万円は引かれるので
自己負担額は28万円となりました
前述の高額医療費制度や民間医療保険の保険金で返ってくる分もあるため
おそらく費用負担は自然分娩と大きく変わらなくなると思います
おわりに
帝王切開での出産について
夫目線で綴ってみました
今は退院していて
妻の実家でリハビリ&子育て奮闘中です
(私は通い夫しています)
傷の痛みの感じ方は人によって結構違いそうですが
1ヶ月くらいは痛みが続くそうです
身体的にも精神的にも出産前よりハードになっているはずなので
しっかりケアしていきたいと思います
長々とお付き合いありがとうございました!