実例見学番外編|敷地状況確認の重要性を感じた出来事

こんにちは!
ジルわこハウス(@gillwacohouse)です
今回は実例見学中に見かけたお宅で
敷地状況の確認って大事だな…と感じた出来事について
振り返りたいと思います
ちょっと番外編的な感じです
とある大型分譲地内のお宅を見学していた時の話です
積水ハウスだけでなく色々なメーカーの住宅が建つ予定の分譲地です
新興の住宅地なのでまだ建ってる家は疎らです
そんな中に建っている住宅でちょっと気になるところがありました
藤本さん 「ちょっとあちらの家見てみてください。何か気になるところありませんか?」
それは北向きの土地に建つ他社さんの住宅でした
南側にも土地がありますが、まだ家は建っていない状況です
そんな家を南側から見ていました
図にするとこんな感じです
オレンジ色の家が当該のお宅です
余談ですが…この図を作ってて
意外と北側の土地から売れてるんだなと感じました
たまたま見てた区画だけそうだったのかもしれませんが
南向きの土地人気ってもっとすごいと思ってたので
まあ北か南かで値段も100万、200万変わってくるので
「土地の向きは特に気にしない」という人にとっては良いことづくめですね
私「南側にでっかい窓とベランダが見えますね。あっ…(察し)」
藤本さん「この敷地状況であればさすがに南側に建つ家は北に寄せるでしょう。」
藤本さん「そうしたら北側に建っている家は…」
(皆まで言わずとも…です)
今はまだ南側に何もないので
開放的なリビングやベランダを堪能できていると思います
採光もばっちりそうですね
しかし南側に家が建ち始めるやいなや不穏な気配を感じ始め
南側の家が完成すると…
ずっと隣家の壁を眺めながら生活することになってしまいます
採光も取りづらくなるでしょう
昔住んでたアパートで
南側の窓から海岸線まで見えていたのに
すぐ隣にアパートが建って
隣の家の窓しか見えなくなったのを思い出しました
(そこに惹かれた訳ではないからよかったですが…笑)
事前知識があったから
あっ…となりましたが
そうでなければ違和感を覚えなかった可能性も大いにあります
南側に掃き出し窓があって当たり前
プロが間取りを作ってるんだから大丈夫
実績のある大手メーカーだから大丈夫
そういった先入観が判断を誤らせることもあります
めちゃくちゃセンスがある人でもない限り
プロに任せるべきところは任せた方が
いいものはできるかなとは思いますが
鵜呑みは良くないし
少なくとも良し悪しを判断できるくらいには
色々勉強した方が良さそうですね
今回の事例はいわゆる大手ハウスメーカーの建物だったので
大手でも気を付けないとこういうこともあるんだな…
と思った出来事でした