「積水ハウス社員の自宅紹介」動画から見えた傾向

こんにちは!
ジルわこハウス(@gillwacohouse)です
積水ハウスのYouTubeチャンネルの中に
社員の自宅を紹介するシリーズがあって
ほうほうと思って見ていたんですが
そこから見えてきた積水ハウスの傾向について紹介します
積水ハウス社員邸紹介動画の概要
2021年6月4日時点で確認できた動画本数は20本
1本あたり3分前後のルームツアー動画で
社員さん自ら自宅の見どころを紹介していくスタイルです
外観⇒玄関⇒LDK⇒水回り⇒在宅スペース
みたいな流れに各自のこだわりポイントを交えて紹介されています
7割ほどが営業さん、3割ほど設計士さんの自宅紹介になっています
社員邸紹介動画に見られる数字的傾向
20本の動画を見て感じた
積水ハウス社員邸の紹介動画に見られる傾向についてリストアップしてみました
母数が20程度なのと
会社フィルターが掛かっているでしょうから
積水ハウスの社員邸の傾向と言い切るには少し乱暴かもしれませんが
少なくとも会社として推せる家はこんな感じとは言えるかなと思います
個人レベルではもっと衝撃的な家をたくさん建てている実例を知っているので
こんな言い方してます^^;
それではいってみましょう
1. 2階水回り採用率が高い
社員邸の殆どは2階建てで
そのうち1階にLDKがあるお宅が16邸
その中で2階に水回りがあることが確認できたお宅が11邸
約7割のお宅が2階水回りとなっています
動画を見ている感じだと
LDKを重視した間取りが多く
2階に水回りを持っていって
LDKの自由度を高めている印象です
2階に水回りとしたほうが
洗う、干す、たたむ、しまうの
家事動線が良いと話している方もいます
2. 外壁の色は白or黒
外観はほぼほぼ白か黒の2択
12邸が白、7邸が黒なので白のほうが優勢でした
残りの1邸は表現が難しい色味でした
白っぽいような緑掛かったような…?
ちなみにジルわこ邸は
妻の希望で黒にする予定です
「黒い家」というと貴志祐介先生のサイコホラー小説が思い起こされて
一瞬びくっとしますが
確かに黒い外観は重厚感があってかっこいい感じがします
鳥のフンの被害さえなければ
汚れも目立ちにくいですしね
3. 構造は木造が多い??
積水ハウスの推し商品には
鉄骨造のイズシリーズと木造のシャーウッドがあります
なんで木造が多いに「??」が付いているかというと
紹介動画内で鉄骨造、木造とはっきり分かる発言をしているものが少なく
外壁材やあらわし梁などで判断したためです
※外壁材マイスターではないので全然見当違いのことを言ってるかもしれませんので
そのつもりで見ていただけますと幸いですm_ _m
積水ハウスのイズシリーズとシャーウッドのそれぞれの特徴として
採用できる外壁材の違いがあります
イズシリーズなら「ダインコンクリート」と呼ばれるコンクリート製の外壁材
シャーウッドなら「ベルバーン」と呼ばれる陶器製の外壁材
ベルバーンぽいなあと思ったのが9邸
ダインコンクリートぽいなあと思ったのが5邸
若干木造のほうが優勢に見えます
他には吹付が2邸、塗壁が1邸、判断難しいのが3邸でした
なんで木造のほうが多い(可能性がある)のかなと考えると
木造のほうが間取りの自由度が高いらしく
理想の間取りを作りたいとなると木造のほうが融通が効くためなのかなという気がします
材料が鉄という理由で自由な間取りが作れないわけではないと思うんですが
鉄は加工しづらいので、規格寸法とかが木以上に絞られると想像します
型式認定工法のための制限とかもあったりするのかな??(適当)
あとは木が好きとかベルバーンが好きとか
シンプルに好みの問題かもしれませんね
4. バルコニー採用率が高い
1階にLDKがあるお宅が16邸
その中で2階にバルコニーがあることが確認できたお宅が12邸
75%のお宅がバルコニーを採用していました
特に紹介がある訳ではなく
画面に少し映り込む程度という場合が多く
とりあえず付けてるだけの方もいるのかな?という印象です
(たぶん偏見も含まれています…)
番外編. 社内婚率が高い
家とは関係ありませんが
全20組中5組が社内婚でした^^
1/4が社内婚って結構割合高くないですかね!?
たまたまそういう家庭が選ばれやすいとかもあるかもしれませんが…
まあ、余談でした笑
社員邸紹介動画に見られる特徴
数字的な部分以外で感じた特徴について書き出してみます
1. 窓の方向は周囲の状況を考慮する
「窓は南側!」みたいな思想は
積水ハウス社員の方々の中には無いようです
(そういう家が選ばれてるんだと思います)
南側に隣家がある、そのうち建ちそうな雰囲気がある場合
南側には窓を取らず視線の抜ける方向に窓を取っている
そういう思想で窓を考えているお宅が多いように感じました
また周囲の視線が気にならないような工夫
(中庭やハイウォール、フェンスや格子)
はほぼ必ずされている感じです
2. 内外の繋がりを意識している
特にリビングとデッキスペースの繋がりなどで
高さを揃えるのはもちろんですが
素材感を揃えて統一感を出すような工夫もされています
床面だけでなく
天井面だったり
壁面も室内まで外壁材を貼ったりという場合もありました
空間が広く見える工夫の一つだと思います
3. 照明計画にこだわる
照明計画もこだわる人はこだわっている印象を受けました
天井面に照明は付けたくない!
ということで全て間接照明にしてる方もいました
後は玄関収納など床面と天井面に敢えてスペースを設けて
そこに間接照明を付けたりと
これも空間を広く見せる工夫だそうです
4. 段差を活用する
ピットリビングを採用したり
リラックスしたい空間を部分的に敢えて天井面を下げたりと
使用目的に応じて段差をうまく活用しているような工夫も見られました
YouTubeチャンネル紹介
気になった方はご自分の目でチェックしてみてください
入居後の紹介動画なので
入居前の綺麗なルームツアー動画よりかは参考になる気がします
他にも構造紹介動画とかがあり
3Dモデルで構造部材の組み立ての様子が見られて
個人的には面白かったです
あとは現行のTVCMなんかも見られます
過去のCMも見られたら良かったんですけど
利権の関係とかで無理なんですかね…
そしてもっと刺激的なルームツアー動画を見たい方はこちらへ
ファンタジスタふじもと【ハウスメーカーでもできるオシャレな家づくり】 – YouTube
インスタでオシャレハウスの実例を見たい方はこちらへ
takakazu sato(@t.sato.0911) • Instagram写真と動画
おわりに
積水ハウス社員邸紹介動画の紹介でした
文章だけだとなかなか情報が頭に入ってこない場合もあると思うので
写真や動画もかなり参考になると思います(自ブログのネガキャン?笑)
他の会社でも社員邸紹介とかあったら
見比べてみたら面白そうですね