猫と暮らす家
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猫と暮らす上で大切なゾーン分け|猫と建具の話

猫と生活するうえで大切なゾーン分け 猫と建具の相性について書きました
gillwacohouse
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こんにちは!

ジルわこハウス(@gillwacohouse)です

 

 

「猫のための家づくり」という本の中で

人と猫がお互い快適に暮らすためには

「ゾーン分け」が大切という話が載っていました

「猫のための家づくり」を読んだ感想と備忘録

 

本を読んだ感想の中でも少し触れましたが

今回はその部分をもう少し掘り下げていきたいと思います

 

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ゾーン分けって?

ゾーン分けの基本は猫が入っていいところといけないところを明確に分ける」ことです

 

人の都合で都度叱ったりするようなやり方だと

猫はいつまでも家のルールを理解できないままとなるようです

 

そのため扉やペットガードなど目に見える形

ここは入ってもいいよ

ここはダメだよというのを

猫に示してあげるのが効果的のようです

 

また床材を変える、高低差を利用するなどで

ねこのリラックス空間、遊び場、食事、トイレの場所を区別してあげるのも

広義の意味でゾーン分けと言えるかなと思いますが

今回は物理的に空間を分けることについて書いていきたいと思いま

 

この辺の話は猫に限らず

室内飼いのペットなら同じく大事な話なのかなと思います

 

ゾーン分けのルール(我が家の場合)

ゾーン分けのルール(入ってもいい場所、ダメな場所)は

ご家庭によって違うと思いますが

我が家の場合を紹介します

(前に書いたような気もしますが…)

 

猫に危険が及ぶ場所

危ないから入って欲しくない場所

洗濯室、浴室、トイレ(人間用)です

 

水たまりに入って溺れる…

洗剤、石鹸のの残りカスを舐める…

洗濯機に入っていて気付かず…

洗濯機の隙間に入り込んで挟まる…

 

見えにくい危険が色々と潜んでいるため

基本的に水回りには立ち入らせないようにしています

 

洗濯機回すときは今でも

猫が部屋にいることを確認してからスタートボタン押してます

 

キッチンは立ち入り禁止にはしていませんが

ガスコンロやシンクにはカバーをしています

 

外への飛び出しの危険がある場所

猫が飛び出す可能性があるのは

玄関と窓です

 

特に室内飼いに慣れた猫にとっては

外は危険がいっぱいです

感染症や農薬などによる薬物中毒

他の猫との喧嘩や交通事故など…

 

猫は好奇心の塊みたいな生き物なので(個性にも依りますが^^;)

外の世界にも興味津々です

 

保護猫の子だと家に慣れるまでは

積極的に外に飛び出そうとするかもしれません

保護猫譲渡の条件に「脱走防止策が取れること」があったりもします

 

家に慣れた子でも好奇心で家の外に出てしまうと

何かに驚いてパニックで飛び出していってしまうリスクもあります

 

「うちの子は大丈夫」という過信はいけません

 

窓は換気で開けたりするので

網戸にロックを付けています

 

玄関に通じるドアは基本閉めておきたいですが

今の賃貸の間取りだとそれもなかなか難しいので

帰ってきた時にそっとドアを開けるようにしています

 

ちょこんと座って待っててくれることもあって

それはそれで嬉しいんですが

しつけの面ではあまりよろしくないですね…

 

玄関ドアを開けると同時に

猫がスルスルと外に出ようとする

ヒヤリハットも何回かありました…

 

人の都合で入って欲しくない場所

これはご家庭にいろいろあるかなと思います

うちの場合だと寝室は普段は締め切っています

 

理由はベッドもオシッコ対象になり得るため

という後ろ向きなものです…

 

防水カバーをしていますが

マットレス自身を洗えないのと

ちょっとマットレスの値が張るので

クセになって欲しくないためです

 

ソファのほうが改善したら

徐々に慣らしていけたらいいなと思っています

 

あとはものがたくさん入った収納も

ねこの好奇心の的になるため

入れないようにしています

 

収納をぐちゃぐちゃにされるというのもありますが

上から物が落ちてきて怪我をする可能性があるので

猫の安全のためでもあります

 

適切な建具の選定

ゾーン分けの基本は物理的に仕切ること

適切な建具選定が重要となります

 

建具ってよく聞きくし何となく意味するものは分かりますが

正確なところは何ぞ?と思って調べてみました

建具とは、開口部に設けられた障子や襖(ふすま)・窓・ドア・戸などの可動部分とそれを支える枠などの総称

SUUMO住宅用語大辞典より

 

窓は窓って呼ぶと思うので

基本的には空間を仕切る扉と思ってたらいいのかなと思います

 

扉の種類は大きく分けると

開き戸、引き戸、折り戸の3種類あります

 

ここでは動線上に設置することの多い

開き戸と引き戸の猫との相性について書いてみたいと思います

(個人的な感想も含むためご了承くださいm_ _m)

 

折り戸は収納や浴室など

扉の開閉スペースを取りづらい場所に使われることが多いですが

動線上の設置には向かないと思うのでここでは置いておきます

 

開き戸

最も一般的な建具だと思います

ドアノブやドアレバーなどを持って

押す・引くで開閉するタイプの扉です

 

収納用の小さ目の開き戸なら

単に取っ手が付いているだけものもや

取っ手自体が隠れているもの

プッシュ式のものなんかもあります

観音開きも開き戸の一種ですね

 

シンプルな作りで気密性、防音性に優れるので

玄関や個室、トイレの扉なんかに使われることが多いイメージです

 

価格もどちらかと言うと安めです

 

開閉にそれなりの前後スペースを必要とするので

干渉チェックが重要です

 

あまり開け放しには向かないと思ってます

扉自体が邪魔になるのと

付け根のところに隙間ができるので

小さい子やペットが指を挟んだりするリスクがあります

 

むかーし兄弟が指挟んでぎゃーとなっていたのが頭に残っていて

未だに開き戸はあまり好きじゃないです…

 

ちょっと話ずれますが

冷蔵庫とか開ける時にできる付け根の隙間とかも要注意です

猫は隙間とか手を突っ込みたがるので

音もなくいつの間にか近寄っていて

気付かず冷蔵庫閉めて…

なんてことは避けたいです

建具に限らず扉の開閉時はねこの動きには充分注意しましょう

 

また開き戸と言えど探究心の強く運動神経の良い猫なら

開けてしまう場合もあります

テレビとかネット動画とかでそういう映像ありますよね

 

絶対に猫を行かせたくない場所なら

鍵付きの扉にするのが確実です

 

引き戸

たまたまかもしれませんが

私が住んでいた歴代賃貸の建具は

玄関とトイレ以外は引き戸がほとんどで

こっちの方がメジャーな感覚です

 

横にスライドで開閉するタイプの扉で

扉の上下にレールがついています

 

設置には横のスペースを必要とするので

間取りによっては設置できない場所も出てきます

 

派生で扉の収納先が完全に壁の中になる引き込み戸なんかもありま

 

開け放しにしておく時などは

場所を取らずに済みます

 

可動域がある以上指を挟んだりするリスクはありますが

開き戸よりは安心かな?

扉がゆっくり閉まるソフトクローズもついていればより安心だと思います

 

値段は開き戸よりは高めのようです

あと掃除がちょっと面倒くさい感じはします

 

猫を飼っている家だと

猫ドアを付ける場合があると思いますが

引き戸に付けるのはダメです

 

猫が猫ドアと通過中に扉を開けると

猫ドアと壁の間に挟んでしまう危険があります

猫ドアを付けるなら開き戸一択です

 

うちは猫が入ってもいいときは扉開け放し

そうでないなら締め切りとするつもりなので

猫ドアは付けない予定です

 

それと引き戸は開き戸以上に簡単に猫に突破されます

やはり絶対入って欲しくない場所なら鍵は必須です

 

うちの猫の場合だと

ソフトクローズが付いた扉だと突破できないようです

 

建具とコスト

ゾーン分けのためには建具を付けるのが確実ですが

扉一つでも5〜10万円くらい掛かるようです

(大きめの扉や凝った扉だともっと掛かるかも?)

 

重要度の低い場所は

・市販のペットガードを使う

・DIYで扉を作る

・そもそも建具を付けずに済むように工夫する

といったことを考えても良いかもしれません

 

また余計な建具を無くすことで

空間が広く見えるという効果も見込めます

 

建具削減作戦

コストダウンのため建具は削減したい

でも猫のことを考えると必要

みたいな場合の代替案を整理してみました

 

ちなみにジルわこ邸の営業さん、設計士さんは

余計な建具を付けるなんていう発想がそもそもないため

削減を考える必要はありません

 

逆にここに建具欲しいです…

とこっちからお願いすることになるかも…?笑

その辺はあと1週間後に判明します!!

 

それでは代替案について紹介します

 

市販のペットガード

ネットで検索するといろんな種類が出てきます

ペット向けじゃなくとも

小さな子供がいるご家庭だと

キッチンとか階段にガードを使っていることがあると思います

 

猫の運動神経を考えると

高さは2mくらいは欲しい所です

(この辺は各家庭の猫の運動神経次第ですね^^;)

 

ただ猫向けの背の高いペットガードって

デザイン的にいい感じのやつがあまりない気がします…

 

見た目的にもいいなと個人的に思っている商品は

「にゃんがーど」という商品です

 

木製の格子開き戸で

2×4材を突っ張らせたところに扉を設置するので

床や天井や壁に穴を開ける必要がありません

補強さえ入れておけば設置は問題ないです

 

開き戸なので開け放しでの使用には向きませんが

ゾーン分けには充分使用可能だと思います

 

自宅の寸法に合わせて注文できるので

いまいちフィットしないという心配も無さそうです

 

(宣伝になっちゃいますけど気になる方はこちらへ)

ただ値段もそれなりで

これ普通に建具付けられるくない?

というくらいします

 

賃貸などで穴を開けるような工事ができない場合

後から追加で設置したい場合などに向いている商品かなと思いまし

 

DIYで建具作成

気密性や立て付けのしっかりしたものを作るのは

それなりのスキルが求められると思いますが

上述のニャンガードのようなシンプルな構造であれば

DIYでも作れるんじゃないか!?

という根拠のない自信が湧いてきています笑

 

建具のような可動部があるものは

工作精度が特に重要だと思うので

いきなりメイン動線用に作るのはハードル高いですが

使用頻度は低いけどゾーン仕切りたい

みたいな部分は挑戦してみてもいいんじゃないかなと思っています

(立て付けの悪い建具とかストレスでしかないでからね)

 

ツッパリ用の2×4材

アジャスター

木枠用の木材

格子用の丸棒

蝶番

必要そうな材料は全てホームセンターで手に入ります

 

木材のカットはホームセンターによっては工具使わせてくれるし

自分でできない場合カットをお願いすることもできます

 

しばらく未来のことですが

これでDIY民の仲間入りを果たしたいと思います

 

あとTwitterで気になるアイテムが紹介されてました

 

Tweetにもあるようにいずれ攻略されそうなので

屋外で使う勇気はないですが

まずは室内用で使えたらなあと思って見てます

 

なんか本来の使い方ではなく

猫の遊び道具になりそうな予感です笑

 

収納を工夫する

収納には全く自信がないので

項目としての紹介だけ…

 

ねこが入り込む隙間がないように

収納ボックスなどを活用して整然と収納出来たら

建具なくともいたずらされないんじゃないかという期待です

シンデレラフィットというやつですかね?

 

収納はほんとに収納アドバイザー的な人にお手本を見せていただきたいですね…

 

おわりに

ねこと建具について書いてみました

(思ったより長くなってしまいました…)

 

重要度とコストを天秤にかけながら決めて仕様決めていきたいと思います

DIYで手を出し安いポイントな気もするので

そういう楽しみを残しておくという観点も含めて考えたいですね

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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ジルわこ(和泉銀之助)
ジルわこ(和泉銀之助)
施主ブロガー
2022年に積水ハウス「シャーウッド」で、2階建て30坪の家を建てました。家族3人、2匹の猫と暮らしています。家づくりの過程、住み心地やDIYの記録など、家全般について綴っています。 Webメディア「日刊住まい」にて、「和泉銀之助」としてライター活動中。
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