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【勝手にランキング】セミが集まりやすい庭木を調べてみた
![【勝手にランキング】セミが集まりやすい庭木を調べてみた](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/9e07e15aba9d86eb8919f7312a07066b.jpg)
こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
夏休みということで、ちょっとした調査をしてみました
完全に興味本位で書いたのですが、夏限定で私のブログの中で一番読まれる記事になっています笑
![ジル](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/sweated_gill-e1649452841952.jpg)
意外と需要があるにゃ?
※この記事は筆者が「セミに来てほしくないなー」というネガティブな気持ちで書いた記事のため、その点ご了承ください
シャーメゾンの植栽
私が注文住宅を建てる前に住んでいたのが積水ハウスの「シャーメゾン」
![わこちゃん](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/08/normal_waco-e1649452414403.jpg)
シャーメゾンはペット可物件が多いのが魅力にゃ
これまで2軒のシャーメゾンを渡り歩いでいるのですが、両方とも賃貸物件のわりに植栽が盛り盛りでした
![シャーメゾンの植栽1](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/6408547a19d11075f3f545d607a60533.jpg)
![シャーメゾンの植栽2](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/670eb67f49efc633ea276a0fb014f5b1.jpg)
![シャーメゾンの植栽3](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/d57f808a87e9db75d4dc13fa3ee2824c.jpg)
背の高い木だけでなく下草も盛り盛りで、半分森みたいになってますね
これくらい緑があふれていると虫の存在も気になりますが、それと同時に植物に癒されるのも感じていました
そのため注文住宅では、虫に警戒しつつもそれなりに緑は入れたいと思っていたわけです
特に恐ろしいのは「夏のセミ」
遠くで鳴いてるだけならいいんですが、いないと思ったら急に鳴き出したり…
こちらに向かって飛んできたときなどは鳥肌ものです
セミさえ回避できれば驚異の8割は無くなったようなものです
私が住んでいたシャーメゾンの庭木にもセミがたくさん集まって鳴いていまして…
樹種によるセミの集まりやすさに違いが見られれば、注文住宅で植栽選びをするときの参考になるのでは!?
と思い立ち、庭木へのセミの集まりやすさを調べてみることにしました
![ジル](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/sweated_gill-e1649452841952.jpg)
セミ観察おじさんの誕生にゃ
調査条件
大分偏りのある調査ですが、とりあえず調査条件は以下のような感じです
調査対象
エントリーは家の周りに植えてある庭木「10種13本」です
- ソヨゴA
- ソヨゴB
- ソヨゴC
- シラカシ
- ナナミノキ
- コバンモチ
- シマトネリコA
- シマトネリコB
- ハナミズキ
- ダンコウバイ
- アオダモ
- 正体不明A
- 正体不明B
調査期間
7/16から7/22までの1週間
朝昼夕の時間帯で木に止まっているセミの数を数えました
細かい時間はバラバラですが目安は以下の間です
2021/7/16~7/22
- 朝 7:00-9:00
- 昼 12:00ー14:00
- 夕 17:00ー19:00
在宅勤務の合間に計測していたので笑、計測ができていない場合もあります
夕方になると近所の子供がセミ採りしている場合もあって、さすがに数えに行けない日もありました
数えたセミの総数が多い順にランキングを決定しました
(複数本植えてある樹種については、総数が最も多かった記録を採用しています)
セミの好きな木ランキング
早速ランキングを発表していきます
第5位
アオダモ(総数40匹)
![アオダモ](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/e7379f8d0bfa1134cbe97e071291ed6f.jpg)
まずは植栽人気ランキングでも上位のアオダモがランクイン
実は名称タグが外れていたのでアオダモかどうか確証が無いんですが…
葉や幹の感じからおそらくアオダモかなと思っています
計測開始後の数日は結構たくさんセミがいたんですが、週の後半はスッと見かけなくなりました
おそらくですが、この木の葉が少なく日差しをダイレクトに受ける感じだったので、強まる夏の日差しに耐えきれなくなって他の木に移動したのかなと想像します
第4位
ナナミノキ(総数46匹)
![ナナミノキ](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/8540f1e455b4c8f0f15f7b831b7a022b.jpg)
常緑樹のナナミノキがランクインです
日にちや時間帯によらずそこそこコンスタントにセミを発見できました
葉が大きくいい感じに日差しを遮ってくれるのが好かれたのかな?
第3位
「ソヨゴ」(総数51匹)
![ソヨゴ](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/d37db7148df96bf459b6fd6e8536b808.jpg)
常緑樹の庭木として人気の高いソヨゴが3位にランクインしてきました
ソヨゴは全部で3本ありましたが、セミをよく見かけたのは1本だけで、後の2本にはほとんどいませんでした
その1本は他と比べて樹高が高く葉の量も多かったです
同じ樹種でも、樹形が大きい木の方がセミも安心して止まれるということでしょうか
セミって求愛のために鳴いてるらしいですし、高い木のほうが目立ちそうな気もします
裏を返せば、うまく剪定すればセミの寄り付きもコントロールできるかもしれません
第2位
「正体不明B」(総数74匹)
![正体不明な木](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/6ad9e44a57ad9f2abc5f1f5502a22e3f.jpg)
なんと第2位に「正体不明」が来てしまいました笑
葉の写真はこんな感じです
![正体不明な葉](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/36111b5f9a914452029598401fea76b2.jpg)
葉はソヨゴとかに似ている感じもします
おそらくは常緑樹だとは思います
樹種は不明ですが背が高く、葉も茂っている木が第2位でした
第1位
「シマトネリコ」(総数155匹)
![シマトネリコ](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/477a170aef30bd60f402aa747688332f.jpg)
栄えある第1位はシマトネリコでした
第2位と倍以上の差をつけての圧倒的勝利です
特に朝昼の時間帯のセミの群がり方がすごいです
(セミを数えているうちに徐々に耐性が付いてきた気がします笑)
シマトネリコも2本生えていましたが、もう1本は樹高も低く小さいためかセミはかなり少ない方でした
やはり同じ樹種でもサイズが大きい方がセミにはモテるようですね
セミ調査結果一覧表
セミの数を数えた一覧表がこちらです
![セミ観測結果一覧](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/cicada_R1.jpg)
観測数を多い順に並べるとこんな感じになります
![セミ観測数ランキング](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/619c48b4f6cd690ef1b6086869088b3c.png)
セミ調査の気付き
今回のセミ調査を通じて分かったことや気になったことを整理しました
セミの種類の地域差
子供の頃セミと言えばミンミンゼミかアブラゼミでした
![ジル](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2021/07/cry_gill-e1649452834492.jpg)
あの頃はセミも平気だったにゃ
社会人になって関西に来てからは「ミーンミンミン…」という鳴き声は聞こえてきません
どうやらセミの分布にも地域差があるらしいです
東日本(太平洋側、関東地方) ⇒ ミンミンゼミ
東日本(日本海側、中部地方) ⇒ アブラゼミ
西日本 ⇒ クマゼミ
関西のセミ「ミンミン」鳴かない? 種類や分布に地域差(日本経済新聞)
セミは何を食べる?
セミの主食は樹液のようです
圧倒的人気のシマトネリコはセミ好みな樹液を出しているのでしょうか?
(一説によると、樹皮が薄いためキズを付けると樹液が出やすいんだとか)
もしセミ採りが目的なら、樹液の多い木(クヌギとか)を探しに行くといいかもしれませんね
セミはどこに止まっている?
セミは太い幹のところに止まっている印象がありました
しかし実際に調査してみると、細い枝の部分に止まっていたり、幹の低い部分に止まっていたり、意外とどこにでも止まるんだなということがわかりました
(できるだけ日光を避けられるところを探しているような気もします)
セミの多い時間帯
セミは朝昼は多く見かけましたが、夕方になると明らかに数が減っていました
セミは昼行型なので日の出ている時間帯が最も活動的なようです
日中はセミ採りに熱中すると熱中症になる危険もあるので、早朝が狙い目だと思います
セミはどこで寝る?
調べてみると普通に木の上で寝るようです
夕方になると観測できる数が減っているのは、葉っぱの裏や高いところなどより外敵の目に付かないところに移動しているのかもしれません
夜だからいないと思って木を揺らしたりすると、思わぬ反撃を受ける可能性があるので要注意です
セミ対策になる防虫スプレー
市販されている防虫剤や殺虫剤は、クモやハチ、カメムシなど、害虫とされる昆虫を対象にした商品です
一般的にセミは「害虫」扱いではないため、セミ除けの効果をうたった商品はありません
とはいえセミに効果のある防虫剤がまったくないわけではありません
ここではセミ除けに効果のあるとされる防虫スプレーを、使用場所別に2種類紹介します
植物に使用するなら「木酢液」
防虫剤・殺虫剤は少なからず生き物に対して有害な成分を含んでいる商品が多いです
大抵の場合、植物へ直接吹きかけることを避ける注意書きがあります
そんな中で「木酢液(もくさくえき)」は、木材を炭化して木炭を製造するときに発生する煙の成分を冷却して生成される自然由来の液体です
土壌改良や植物の育成促進効果がありながら防虫効果も持ち合わせており、家庭菜園などで重宝されます
独特な匂いがあり野良猫除けとして使用される場合もありますが、成分自体は猫にとっても無害なので、猫を飼っているわが家でも安心して使用できます
燻製のような独特な匂いがあるため、植物以外の場所に使用するのはためらわれるかもしれません
そんな時はこちらがオススメです
植物以外のあらゆる場所の防虫には「ヒバウッド」
「虫が寄り付きにくい木」といわれるヒバの木から抽出したヒノキチオールが主成分の自然由来の防虫剤です
玄関、窓、外壁、フェンスなどの外回りだけでなく、ごみ箱や布団、衣類など、室内や人が触れるものにも使用することができ、猫などペットがいる家でも安心です
ヒノキのほのかな香りのため、木酢液ほどきつい匂いは無く使いやすいと思います
クモやカメムシなど、家の周りで見たくない多くの虫に効果があるため、セミよけ以外にも万能で使用できる防虫剤になります
油性のため植物への使用は避けてとの注意書きがあるため、木酢液とうまく使い分けるのが有効だと思います
室内での使用により適したオーガニックタイプもあります
おわりに
思い付きでやり始めた今回の調査
正直樹種以外の要因もかなりあると思うので、フーンと思って見てもらえれば幸いです
- 背が高くて葉の茂った木が好き
- とりあえずシマトネリコは好き
- 剪定でセミの寄り付きをコントロールできるかも?
ちなみに注文住宅を建てた我が家には4本の木を植えています
住み始めてから2年目の夏を迎えていますが、願いが通じてか、自邸の庭でまだ1度も生きたセミには遭遇していません
植栽選びについてのオススメ記事はこちら
![シンボルツリーを探しに農園へ行こう!兵庫でこだわりの山採れ植栽選び](https://gillwacohouse.com/wp-content/uploads/2022/03/643e7163cdadb5bba702cf75ee93ad8a-320x180.jpg)