猫と暮らす家
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猫のトイトレを半年間続けた結果!!

gillwacohouse
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こんにちは!

ジルわこ(@gillwacohouse)です

 

 

今回は家じゃなくて猫の話です

 

うちの下の子「わこちゃん」は

ソファやベッド、毛布など布系の製品の上で粗相をしてしまうことがありました

 

猫がトイレ以外の場所でおしっこをしてしまう原因は様々ありますが

猫に聞いても理由は教えてくれません

 

ただやはり「トイレが気に入らない」のが原因であることが多いみたいです

 

これまでに幾つかの猫砂やトイレを試した結果

以下の条件で一定の改善傾向が見られました

・ベントナイト系の猫砂

・とにかく容積の大きいトイレ

 

猫の粗相を克服したトイレ&猫砂選び|8種類の猫砂を試してたどり着いた答え

 

ただそれで粗相がぱったりと無くなったわけではなく

油断をすると粗相をしてしまっていたため

そこから約半年間のトイトレを実施しました

 

その結果、今では連続無粗相記録2ヶ月以上を達成しています

ソファやベッドを解放することもできるようになりました

 

今回はそのトイトレの記録についてまとめようと思います

トイレで悩まれている方の参考になれば幸いです

 

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トイトレ開始時の状況

トイトレを開始した時のトイレや家の中の状態について紹介します

 

使用している猫砂

猫砂検討の記事で紹介しているように

今はベントナイト系の猫砂一本に絞っていて

「セリーム バイオサンド グリーン」という商品を使用しています

 

消臭力や固まりやすさは「エバークリーン」に劣る気がしますが

ほこりの舞いにくさが気に入って使っています

 

9/26現在、いつも使用しているショップで品切れ中…

輸入の関係で入荷できないようなら

しばらくエバークリーンに切り替えるしかないかな…

 

使用しているトイレ

トイレは猫2匹に対して2つ使用しています

本当はもう一つ置きたいのですが置き場所に困って2つにしています

 

多頭飼いなら最低でも猫と同じ数だけ

できれば+1くらいはトイレを置いておきたいところです

 

猫同士の関係性にもよりますが

他の猫がトイレした後ではそこは使ってくれなかったりするためです

 

トイレのサイズは大きいほど良いという研究結果もあるようで

「げぼくの教科書」でも言ってました

 

猫飼いさん必読!「げぼくの教科書」を読んだ感想

 

メインのトイレはその書籍の中でも紹介されていた

リッチェルの「コロル F60」というのを使用しています

特にひねりのないただひたすらにデカいトイレです

フタの有無は選べますが

使用する砂も多く砂の飛び散りも激しいのであった方がいいと思います

 

フタがあると匂いがこもって猫がトイレを嫌がるという話もありますが

うちの子らは今のところそういう素振りはありません

(これは猫次第なところではありますが…)

 

サブのトイレはキャットケージ内に設置しています

ケージ内に設置できるサイズなのでそこまで大きくはありません

確かこれもリッチェルのトイレだったと思います

 

ケージ内にフタ付きのトイレを設置すると

トイレの後始末が大変なのでここはフタなしにしています

代わりにケージの周りに砂の飛び散り防止のパネルを貼っています

 

ソファの保護

ソファはリビングのメインの居場所にもなるため

なかなか撤去はしがたかったので

ソファに防水シートを被せることで対策をしていました

 

ただ防水シートの上でも粗相をする場合があり

そうするとシートにおしっこが溜まり

それが猫の足についてしまいその足で家の中を歩き回ろうとしたり

床にこぼれそうになったりと

ソファへの被害は減りましたか根本的な解決にはなりませんでした

 

あと特にソファ専用の防水シートという訳ではなかったので

座り心地がイマイチになって

結局人間もあまりソファを使わなくなるという本末転倒な感じになっていました…

(トイトレのためには致し方なし…)

 

ベッドの保護

ベッドも防水カバーをかけて

その上にシーツ等をかけて使用しています

こちらは寝心地にはそこまで影響ないのでそのまま使用しています

 

ただ防水カバーも万能ではない(時間が経てば染み込んでいく)ので

基本的に寝室は締切にしていました

 

トイトレ開始

そんなわけで最初はおしっこリスクのある場所はフルガード状態でのスタートでした

 

トイレを入れ替えたばかりの頃は

おしっこをする場所としての優先度は

ソファ > トイレ

くらいの感じだったので

まずはトイレこそがおしっこをする場所という認識を持ってもらう必要があります

 

わこちゃん
わこちゃん
わ、悪気はないにゃ

 

おしっこをする前のサインとして

・家の中をしきりにウロウロしだす

・やたらダッシュする

・ソファを爪で掘り掘りし始める

などがありました

 

そういったサインを感じたら

一旦キャットケージに入ってもらって

おしっこをしたらケージから出してあげる

というのを繰り返していました

 

膀胱炎などで頻繁におしっこを繰り返すわけではないので

トイレした直後はそれほど心配する必要はありませんが

お風呂や料理でしばらくの間目を離すとき

出かける時や就寝時は

基本的にはケージの中で過ごしてもらうようにしていました

 

ずっとケージに入っているのもストレスになってしまうので

そうやって少しずつトイレでおしっこをする癖を付けつつ

ケージの外で過ごせる時間を延ばしていきました

 

繰り返していると少しづつですが自分からトイレに入っておしっこをするようになっていきました

 

そんな調子ですが油断していると

不意にソファでおしっこをしてしまうことがあります

 

その場合の共通点としては

トイレにおしっこやうんちが残っていることが多いです

 

特にうんちが残っているとトイレでおしっこをしてくれないことが多いです

なるべくこまめにおしっこやうんちの処理をしてしてあげた方が良いです

 

わこちゃん
わこちゃん
汚いトイレは使いたくないにゃ

 

そんな生活を半年くらい続けていると

ほぼほぼ日中はケージの外で過ごしていても

自分でトイレに行くようになり

ケージに入るのは出かける時と寝る時だけという状態になりました

 

ソファ解禁

トイトレの成果が見えてきたので

約半年ぶりにソファの防水シートを外してみることにしました

 

ソファは一応クッションのカバーを外して洗えるタイプなのですが

フレーム部分についたおしっこはさすがに洗えないので

どうしても匂いは残ってしまいます

 

スチームクリーナーなんかも試してみましたが

完全には消えずで

半年経ってもおしっこの臭いは僅かに残っていました…

 

おしっこの臭いが残っていると

またトイレとして認識してしまうかなという心配があったのですが

案外気にせずソファとして使ってくれています

半年以上ぶりにこの光景を見られてちょっと感動です

(どっちかというと背もたれ部分が好きみたいです^^)

 

新居ではソファなしでスタートする予定ですが

このままの調子が続いてくれれば

いつソファを復活させてもやっていけそうです

 

この調べ物の成果もいつか発揮できるかも?

 

猫と相性の良いソファ素材探索①|ラムース

猫と相性の良いソファ素材探索②|ウルトラスエード

 

寝室解禁

この流れで寝室も解禁してみました

 

わこちゃんは元々人にくっついて寝るのが好きなのですが

まだ小さいうちは寝る時はケージの中

粗相が始まってからも寝る時はケージの中だったので

うちに来てから約2年が経過していますが

今まで夜一緒に寝るということはありませんでした

 

それがようやく一緒に寝られるまでになりました

 

でも大抵はソファで寝ています笑

 

わこちゃん
わこちゃん
好きなところで寝られるようになったにゃ

 

こうしてトイトレ開始から約半年間で

出かける時や寝る時を含めて

制限なく行動できるようになるまで改善しました

 

ベントナイトの猫砂掃除編

油断大敵ですが

わこちゃんの粗相問題は時間をかけてなんとか解決できたと思いますが

その代わりにベントナイトの猫砂は使い続ける必要があります

 

ベントナイトは本当の砂なので

家の中に砂場があるようなものです

 

砂が飛び散らない工夫をするのは大前提ですが

小さな砂粒は猫の足について家中に運ばれていきます

 

基本的に素足で過ごしたい派なのですが

足の裏に砂粒が付くと「キー!!」となりますので

飛び散り対策と掃除についてちょっとご紹介したいと思います

 

飛び散り対策

飛び散り対策として実際にやっているものは以下です

  • フタ付きのトイレを使用する
  • トイレの周りにパネルを貼る
  • トイレの下にトレーを敷く
  • トイレの入口にスノコを敷く

 

フタ付きのトイレは砂が飛び散る方向が入口に限定されるので対処がしやすいです

 

上から入るタイプのトイレもあって

おそらくこっちの方が砂の飛び散り防止の効果としては高いと思いますが

猫がトイレに入るのを面倒くさがって使ってくれないと嫌だなあと思ってまだ試してはいません

 

トイレでおしっこをする習慣がしっかり定着したら

追加で置いて試してみたい気はしています

 

またフタが使いにくい設置場所では

トイレの周りにパネルを設置することで

砂の飛び散る方向を限定しています

 

それでも足についた砂はなかなか落ちず

家中に拡散されていくので

トイレを出たところにも対策をしています

 

まずトイレを大きなトレー(段ボール)を敷き

トイレの入口にすのこを敷くことで

なるべくそこで足についた砂を落として

トレーに溜まるようにしています

 

猫用のトイレマットも売っているのですが

(土落としの玄関マットみたいなものです)

踏む感覚が嫌なのかそれを飛び越えて出ようとするので

より遠くまで砂が運ばれてしまい

うちでは逆効果でした…

 

フローリング掃除

床に散る砂を完全には解消できないので

快適な素足生活のためにはこまめな掃除が必須になります

 

最初は掃除機をかけていましたが

テーブルの下や部屋の隅などの細かい部分までなかなか行き届きません

 

そのため吸いきれなかった砂がまた床に出てきて

何度掃除機をかけてもなかなか砂が無くならないという状況に陥りました

 

ちなみにベントナイトの猫砂は

おしっこを吸収して固まる性質がある砂なので

床に散らばったまま放置しておくと

床にこべりついてゴシゴシ拭かないととれなくなります

 

掃除機だけだと埒が明かないので

クイックルワイパーで砂を集める作戦に出ました

 

ただ砂などの固形物をクイックルワイパーで集めようとすると

ワイパーと床との間で擦れて傷になってしまう可能性があります

 

ワックスバリバリの賃貸のフローリングだからそこまでひどくはなりませんが

掃除していて気持ちの良いものではありません

 

杉の無垢床だったら多分全然目立たないけど

細い筋みたいな傷がたくさん付きそうです

 

そんな訳で「ほうき」を買ってみようと思い立ったのですが

細かいゴミまでとれてフローリングに優しいほうきはないかな〜と思って見つけたのが

「棕櫚箒」というものです

難しい漢字ですが「しゅろぼうき」と読みます

 

棕櫚の木の幹の皮を箒の先に使ったもので

和歌山県の伝統工芸品らしいです

 

正直ほうきの値段としてはめちゃくちゃ高かったですが

長く使えそうなので勢いで買ってみました

(伝統工芸品というところにも惹かれました笑)

長短2本セットで8,000円くらいしました

 

フローリングにも畳にも使えて

穂先が古くなってきたらカットして根本をほぐすと

また新品同様の使い心地となるらしいです

 

最終的には外掃除用に使われて役目を終える感じで

毎日使用しても10年〜20年はもつらしいです

 

実際に使ってみしたが

穂先の目が細かく柔らかいので

砂埃や猫の毛などの小さなゴミまでしっかり集まります

 

ほうきでゴミを集めて掃除機で吸う

掃除機がちりとり代わりになっています

 

猫の毛のような軽いゴミはほうきで集めるのが大変なので

一回掃除機をさっとかけて

仕上げにほうきくらいがいいかもしれません

 

正直機能としては学校で使うような自在箒でも十分だと思いますが

まあ趣味の領域ですね笑(インテリアの一部です)

 

ちなみに新居では最初ルンバを導入しようと思っていましたが

4、5台導入しないとままならないので導入辞めました

 

ほうきと掃除機メインで頑張りたいと思います笑

 

おわりに

わこちゃんが粗相を卒業できた?嬉しさで記事にしてみました

 

最初の粗相があってからだと

かれこれ1年くらい悩まされてきたと思います

 

猫のトイレ関係で悩んでいる方は結構いると思いますが

要因を根気よく潰しこんでいけば改善することもあるので

真矢みきに代わって「諦めないで!」という言葉を送りたいと思います

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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ジルわこ(和泉銀之助)
ジルわこ(和泉銀之助)
施主ブロガー
2022年に積水ハウス「シャーウッド」で、2階建て30坪の家を建てました。家族3人、2匹の猫と暮らしています。家づくりの過程、住み心地やDIYの記録など、家全般について綴っています。 Webメディア「日刊住まい」にて、「和泉銀之助」としてライター活動中。
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