家が建つまでどのくらい?|積水ハウスの工事期間

こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
地鎮祭を行ってから数日後には着工となり
現在も着々と工事が進んでいます

ところで家を建てるのにどれくらいの工期が掛かるイメージでしょうか?
私は注文住宅について全くの無知だった頃
一般的な家を建てるのにもなんとなく1年以上は掛かるような印象を持っていました
(本当にただのイメージです)
社会人になって上司が注文住宅を建てるという話をしていたんですが
ついこの間まで書斎を付ける付けないみたいな話でわいわい言っていた人から
半年も経たないうちに「もう家が建って住んでいる」という話を聞いて
かなり驚いた覚えがあります
それからは家って意外とあっという間に建つんだなと思うようになりました
なんとなく普通はどんな感覚なんだろうと気になって
工期に対するイメージをTwitterでアンケート取らせていただきました
注文住宅を検討する前の無垢だったあの頃、家の工事期間てどれくらいのイメージでしたか?
私は1年以上掛かるイメージでした
(興味本位の質問です🙇♂️)— ジルわこ@積水SW×猫ハウス (@gillwacohouse) January 21, 2022
半年以内で建つかなという方が半数くらい
さすがに1年以内で建つだろうという方が3割くらい
1年以上…という方はマイノリティですが2割弱ほどいらっしゃいました
あくまでイメージ調査なので実際の工期とは無関係なことをご了承下さい
実際の工期は依頼先や建物の規模によってかなりばらつきはあると思います
(1年以上掛かることもあるのかな)
規模の大きいハウスメーカーなんかだと住宅の工業化が進んでいて
工場であらかた製作したものを現地で組み立てるような仕組みで
工期が3ヶ月未満なんてところも普通にあるようです
今回は積水ハウスで建てる場合に
どれくらいの工期でどんな内容の工事があるのかを整理してみました
延床面積30坪、総二階のシャーウッドの事例として参照下さい
工事担当と管理体制
工事が始まる際には建築業者の情報や注文主の名前などが記載された立看板が設置され
そこの工事スケジュールなんかも記載してありました
工事現場とかで見かけるやつですね
積水ハウスなどのハウスメーカーでは自社に施工部門がないため
実際の工事を担当するのは積和建設および積水ハウス指定工事店となります
「積和建設」は積水ハウスのグループ会社で施工関連を担当する部門になります
積水ハウスの住宅の施工は全てここで請け負うため
これまでに何万棟と積み重ねてきた実績があります
「積水ハウス指定工事店」はいわゆる地元の工務店さんで
積水ハウスからの工事依頼を請け負う契約をしているところになります
全国の指定工事店一覧がウェブサイト上に載っていました
積水ハウス指定工事店のご紹介 (shkoujiten.com)
指定工事店の数は都道府県によって結構違いますが
年間の工事量や対応可能範囲なんかで決まっていると思われ
例えば兵庫県内だとエリアごとに1〜2カ所という感じでした
中には県内に1カ所という場合も…
建築エリア内で実例見学しておいたら
同じ工事店が担当になる可能性も高そうですね
技術者育成に関する取り組みなんかも紹介されていて
「へぇ〜」と思いました
積和建設の業務範囲は施工管理までだと勝手に思っていたんですが
自社で施工技術者も育ててるんですね
また指定工事店に入社した方の教育も積水ハウスで実施したりしていて
なかなかに手厚いなと思いました
こういう情報を知ると
ハウスメーカーの施工って結局どこに当たるか分からなんだよなぁ
という不安も多少は解消されるかも?
実際の工事は大きく以下の5つの工程に分かれていて
積和建設と指定工事店が内容に応じて担当するような体制になっています
①基礎工事 (積和建設)
②建方工事 (積和建設)
③木工事 (指定工事店)
④仕上げ工事 (指定工事店)
⑤外構工事 (積和建設)
エリアによって担当する範囲は多少変わると思いますが
基本はこんな感じかと
なおこれらを全て統括するのが
地鎮祭で初登場した現場監督のI氏となります
ちなみにI氏と今回担当頂く指定工事店さんのタッグは
H氏ワールド全開の物件を担当した実績があり
そういう意味でも安心感があります
工事概要
先に挙げた5つの項目ですが
工事の内容についてざっくり紹介します
基礎工事
名前の通り家の土台となる基礎の工事となります
基礎工事は地盤調査結果に基づいて実施されます
場合によっては先に地盤改良工事があり
その上に鉄筋を張って型枠にコンクリートを流し込む作業が行われます
今回は地盤改良工事不要だったため基礎工事からのスタートでした

基礎が出来上がると間取りとか家の広さのイメージが多少付きやすくなります
地鎮祭の縄を見て
「え!?私の家…狭すぎ!?」
と思った方も少し安心すると思います
工期は約2週間で担当は積和建設となります
大体2〜3人で作業されていました
油断しているとあっという間に終わっていますので
コンクリートを流し込む様子が見たい方などは要チェックです
建方工事
言葉を聞いてもあまりピンときてなかったんですが
家の構造躯体、屋根、外壁など
構造と外観に関わる部分の工事になります
建方工事が始まると
足場が組まれてその周りがメッシュのシートで覆われるので
側から見てもよく分からない状態に突入します
工期としては約1.5ヶ月間ありますが
最初の1週間で構造躯体の部分は組み上がり
次の1週間で屋根が掛かり壁も板で覆われて一気に家の形になります
ここも見逃さないように注意が必要ですね
家の形になるまでは早いですがその後も外壁や軒などの作業は暫く続きます
なお今住んでいる場所の近くにうちより少し後に着工した積水ハウスの家があるんですが
ベルバーンは建方工事開始から1ヶ月後くらいには施工完了していて
見た目はもう完成した家のようでした
吹付外壁の場合は吹き付けられるのは建方工事の終わりくらいになるようです
ちなみに太陽光パネルも建方工事の最中に屋根に乗っかってました
ここも担当は積和建設となります
作業人数は多いと4〜5人くらいで一気に進めてる感じでした
木工事
家の内装に関する工事全般が木工事の範囲になり
ここからは指定工事店の出番になります
工事店さんのメンバーは3人いて
棟梁感漂う白髪のナイスシルバー
関西のおっちゃんナイスミドル
期待の若手ナイスヤング
というメンツです
年齢とか経験年数とか正確なところは把握してないですが
見事にベテラン、中堅、若手が揃っている感じがします
ちなみにおっちゃんがリーダーです
内部の配線とかクロスとか専門が職人さんが入って実施する部分もありますが
断熱材の施工、床貼り、壁貼り等々…
基本的な内装関係はこの3人で施工するみたいです
工期は1.5ヶ月くらいありますが
素人感覚的には作業量の割に結構短いなという印象です
おっちゃんも構造が普通じゃないのでなかなか工期が読みづらいとぼやいてました
毎週見るたびに家が完成に近づいている感じがしてわくわくします
H氏も工事途中に打ち合わせがてら現場見に行ってくれていたようですが
大丈夫そうと言っていたので大丈夫なんだと思います(何が?笑)
仕上げ工事
まだリアルタイムではここまで工事が進んでないので
あまりよく把握はできてないのですが
ここも担当は指定工事店になるので
木工事の延長で文字通り家全体の仕上げ作業になると思います
フローリングを綺麗にしたり
土間をモルタルで仕上げたりと
とにかく最終仕上げのイメージです
メーカーによっては美装と呼んだりもすると思います
期間としては2週間あるので
前工程の木工事と合わせてここまでで内装を仕上げることになると思います
外構工事
これは文字通り家の外構の工事で
一通り家が完成してからのスタートになります
ここでまた工事担当が積和建設に戻ってきます
工期としては1ヶ月取ってあります
工事スケジュール
前述の工事内容をスケジュールに落とし込むと
以下のような感じになります
建方工事と木工事は外と内の工事で作業担当者も異なるため
作業期間としてはラップしています
地盤改良工事がなくて
30坪総二階のシャーウッドの工事の場合
着工から家の完成まで僅か3ヶ月の予定となっています
その後1ヶ月間の外構工事期間が入るため
引き渡しまでは約4ヶ月となります
私が無知だった頃に想像していた1/3以下の工期で家が出来上がってしまうんですね
おわりに
積水ハウスの注文住宅の工期について書いてみました
ハウスメーカーの中には着工から家完成まで2か月というところもあります
積水ハウスの場合だと地盤改良工事も実施する場合を考えると4か月くらいが標準工期になるのかなと思います(外構でプラス1か月)
ここでは特に触れてませんが
これだけ短納期を実現できるのも各社努力の結果ですね
以上、積水ハウスの家づくりは(私の)想像の3倍早い話でした