雑記
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雹害を受けた納車半年のCX-5…車両保険と下取りで新車に乗り換えた話

雹害を受けた納車半年のCX-5…車両保険と下取りで新車に乗り換え
gillwacohouse
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こんにちは、じるわこです

兵庫県内に住んでいる人は記憶に新しいと思いますが、2024年4月16日 の夜に兵庫県南西部を中心に激しい雹が降りました

降雹時、私は会社にいましたが「うちの会社ってトタン屋根だっけ?」と思うほどの轟音が社屋内に鳴り響いていました
帰り際に見てみると、石ころサイズの氷の塊が地面にごろごろと…
地域によってはゴルフボール~テニスボールくらいの塊が降ってきたらしく、車のフロントガラスが割れたという友人もいました

それと比べたらわが家が受けた被害はまだマシでしたが、納車からわずか半年のCX-5が、しっかりダメージを受けていました

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わが家のCX-5の降雹被害

降雹直後に車を見たときは少し汚れているのもあって、特に気になる点は見当たらなかったのですが、後日洗車をしたときにボンネットやドアに無数のへこみがあるのに気が付きました

正直遠目には全く分からないレベルではあるのですが、悲しいことに車がきれいになるほどにへこみの存在感が増していきます
照明や夕日が当たるとボコボコ具合が強調されて更に分かりやすくなるのがやるせないです

雹害を受けたCX-5
雹害を受けたCX-5(向かって右側)

向かって右側が雹害を受けたCX-5
左側は試乗車のCX-5(Sports Appearance)

雹害によるボディのへこみ
雹害によるボディのへこみ

写真から分かるものだけでもへこみが点々としている

また、雹害からわずか1ヶ月ほどで、ボディ表面にサビのスポットが所々浮いてきたので、塗装にもだいぶダメージが入っていることが予想されます

サビのスポット
サビのスポット

修理するかどうか微妙なラインではありますが、車両保険には入っていたのでディーラーで修理見積もりしてもらうことにしました

雹害の修理費見積もり

一つ一つのへこみは大したことないのですが、それが無数にあるため、へこみの補修ではなくほとんどがパーツ交換になりました

左右ドア 4 枚、ボンネット、ルーフは全て交換で、ボディ表面の 80%程度を入れ替えることになります
そこに板金や塗装作業など加わり、修理費の見積もりは総額で約 180万円となりました

なかなかびっくりする金額ですが、車両保険を適用する前提なので、車を極力元の状態に戻すためのフル作業を盛り込んだ見積もりとなります

車両保険の保険金支払額

車両保険を使用するにあたって私からは保険会社に一報入れただけで、あとはディーラーと保険会社で保険金額の調整となりました

ちなみに雹害で車両保険を使用する場合は1等級ダウンで済みます
私の場合だと14等級から1等級ダウンすることになりますが、その場合の保料増額分は今後3年間で3万円程度だったので、車両保険を使わない選択肢はない状況でした(保険料増額分は保険会社から教えてもらえます)

対象者が多すぎて保険会社内に雹害の特別対策室ができるほど込み合っていたようですが、修理費見積もりから約2週間で支払額の調整は完了し、最終的な支払額は170万円となりました
ディーラーと話していた感じではもう少し下がるかなという雰囲気でしたが、ほぼ満額で支払われることになりました

車両保険の保険金を受け取ったら、後は修理に回すほかないと思っていたのですが、どうやら幾つか選択肢があるようです

保険金の使い道

保険金を受け取った後の対応方針としてディーラーからは幾つかの選択肢を提示されました

  1. 保険金で修理して乗り続ける
  2. 保険金で修理せず乗り続ける
  3. 保険金と下取りで新車に乗り換える

車両保険を使用すること自体が初めてだったので知りませんでしたが、受け取った保険金を修理以外に使用するのは保険会社も認めていて、通常のことのようです※少し注意点はあります

私の乗っているCX-5の仕様は以下の通りで、2023年の年末に購入した時の新車価格(諸費用を含む乗り出し価格)は約420万円でした

CX-5(2023年式)の仕様
  • グレード Exclusive Mode
  • エンジン 2,2Lディーゼル
  • 駆動方式 2WD(FF)
  • カラー  ロジウムホワイト
  • 備考   サンルーフあり

その下取り価格が今回雹害を受けたことでどう変わるかも提示を受けました

車の状態ごとの下取り価格
  • 傷なし状態 310万円
  • 雹害修理前 230万円
  • 雹害修理後 260万円

マツダディーラーの営業さんいわく、マツダ車の場合、下取りの基本価格は納車した時点で新車価格の約70%となり、2年くらいはその価格を維持しますが、その先は年数や走行距離に応じて価格が下がっていくそうです
現在は円安で中古車も海外需要が見込まれるため、下取り価格も通常より高めな状況とのこと

何もなければ310万円の価値があった車が、雪害を受けたことで約80 万円の価値を失ったことになります

修理する時も、ルーフを修理する場合フレームの一部を切断して部品交換をする必要があるため、修理歴が残ってしまいます(事故車扱いとなる)

修理歴が残ると市場価値が大幅に落ちるため、外観が完璧に戻ったとしても下取り価格は修理前の状態からプラス30万円にしかなりません(修理歴で50万円ほど査定ダウン)

以上を踏まえたうえで提示された選択肢について考えてみると…

①保険金で修理して乗り続ける

修理代として180万円を支払って30 万円分しか価値が戻ってこない(修理歴による 50 万円ダウンが残る)ことになるので、なんだかとても損した気持ちになります

またフレームを一度切断すると、どうしても車体の強度までは元の状態には戻りません

ルーフは直接見えにくいところでもあるので、フレーム切断してまで修理せず、ドアやボンネットだけ交換するという選択肢もあります
しかし雹害を受けたところに早くもサビのスポットができつつあるのを目の当たりにしているので、通常より劣化は早まっていると思われます
また洗車のたびに心にダメージを受けることになりそうです

さらに、今回の雹害による修理待ちが渋滞しており、5月中旬に見積は頼に行きましたが修理できるのが1年以上先で、いつ修理できるのか分からないという状況です

②保険金で修理せず乗り続ける

正直、ぱっと見では損傷状態が分からない、走行には特に支障がので、5~6 年乗った後とかなら、この選択肢も有力だった思います
しかし今回は納車からわずか半年での出来事で、少しの擦り傷も付いていない状態だったので、心情的には苦しいのです

メンタルダメージと車の外観を気にしなければ、170万円のお金と、走行には全く問題ないほぼ新車が残ることになるので、一番賢い選択かもしれません

なお、仮に修理せずに乗り続ける場合は、同一契約期間内に車両保険を使用することになった場合の支払い上限額が下がる、更新時の車両保険設定額を見直す必要があるなど、注意点が保険会社から連絡がありました

③保険金と下取りで新車に乗り換える

保険金の170万円と修理前の下取り価格の230万円、これを合わせると400万円となります
新車価格とほぼ同額のお金が手元にできるため、これで新車に乗り換えてしまおうという案です

納車から日が浅くやりきれないユーザーは、この選択肢を取る人が多いようです
これまでつづってきたように私も心情的に苦しいユーザーの一人だったので、今回はこの新車乗り換え案で進めることにしました

乗り換え検討

乗り換えにあたり車種はCX-5のままにしたが、グレード等は少し見直しました

乗り換え前後の仕様比較
乗り換え前乗り換え後
外観ExclusiveModeSportsAppearance
グレードExclusive ModeSports Appearance
エンジン2.2Lディーゼル2.5Lガソリン
駆動方式2WD (FF)2WD (FF)
ボディカラーロジウムホワイトソウルレッド
乗り出し価格(2024年)440万円400万円

Exclusive ModeとSports Appearanceは装備面での差はほとんどなく、内外装の仕様が主な相違点となります
基本的にExclusive Wode のほうが高級志向となっていますが、好みの問題と言えるレベルかなと思います
Exelusive Mode自体は気に入っていましが、減額調整の意味合いもあって今回はSports Appeararceを選択しました

乗り換え前はExclusive Modeを選択した都合上ディーゼルエンジンでしたが、ガンリンエンジンのレスポンスの良さが好みではあったので、これを機にガソリンエンジンにしました
(Exclusive Modeはディーゼルエンジンしか仕様がなく、逆にガソリンエンジンの場合はSports Appearanceが最上位グレードとなる)

カラーもロジウムホワイトで満足していたのですが、以下3点の理由からソウルレッドに変更しました

  1. 街中でロジウムホワイトの CX-5 を頻繁に目撃する
  2. 工場地帯によく駐車するためか、黒ずみ汚れがすぐ目立つようになる
  3. Sports Appearanceの外装の一部がピアノブラックのアクセントカラーになっており、ソウルレッドのほうが映える

なお、サンルーフはディーゼルエンジン車でしか選べない仕様となっています
この理由は、ガソリンエンジン車は走りを楽しむことがコンセプトでもあるので、車重が増えるサンルーフはパワーウェイトレシオの観点から選べない仕様になっているためだそうです

乗り換え前後を比べると、現在の購入価格の差で約40万円の減額となっているので、気持ち的に完全にすっきりしたわけでもありませんが、修理歴残して価値を下げるよりはマシな選択と言い聞かせています

今回は車両保険に入っていたことで、損害額としては最小限に抑えることができたと思いますが、できればもう経験したくない出来事でした…

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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ジルわこ(和泉銀之助)
ジルわこ(和泉銀之助)
施主ブロガー
2022年に積水ハウス「シャーウッド」で、2階建て30坪の家を建てました。家族3人、2匹の猫と暮らしています。家づくりの過程、住み心地やDIYの記録など、家全般について綴っています。 Webメディア「日刊住まい」にて、「和泉銀之助」としてライター活動中。
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