「いい家」を建てるための上手な要望の伝え方
こんにちは!
ジルわこハウス(@gillwacohouse)です
濃厚な実例見学によって家づくりに対する固定観念がぶっ壊され
どんな要望を伝えればいいかも分からなくなったジルわこ夫婦ですが
頭の中を落ち着かせて
且つ脳が冷めて固まらないうちに
要望を整理して連絡させてもらおう
ということで一旦帰って話し合いです
ここで要望の伝え方を間違えると
実例見学で見たような「いい家」は建てられないなと思ったので
上手な要望の伝え方について
主に家を作る側の方々の情報発信の受け売りになりますが
自分なりに解釈して書いてみました
上手な要望の伝え方
そもそも「いい家」というのも人によって違うと思いますが
建ててよかった
やっぱり自分の家が一番
と思えたら
それは「いい家」が建てられたということなんだと思います
上手な要望の伝え方に関して結論から言うと
「欲しい間取り」を伝えるのではなく
「欲しい暮らし」を伝えるということになります
言い替えるなら
「手段」ではなく「目的」を伝える
と言う感じになるでしょうか
例えば、「20畳のLDK」が欲しい
というのは目的ではないですよね
「家族がゆったり過ごせるLDK」が欲しい
みたいな目的があって
その解決手段の1つが「20畳のLDK」
ということになります
「家族がゆったり過ごせるLDK」を実現する手段としては
部屋を広く取ることだけではないので
下手に要望を伝えすぎて設計の自由度を下げるよりは
いっそのこと「欲しい暮らし」「目的」だけを伝えて
後は設計士さんに自由に羽ばたいてもらったほうが
結果的に良いものが出来上がるかもしれませんね
レベルの高い設計士さんほど
要望を限定せず
その根っこにある「欲しい暮らし」「テーマ」「コンセプト」
みたいなものを伝えた方が
その力を最大限発揮してくれるのでは?
と思いました
ただ、これは担当者の力量にも左右されると思うので
誰にでも欲しい暮らしを伝えさえすれば
必ずしも「いい家」が出来上がるというものでもありませんので、ご了承ください
ただ、この考え方自体は
そもそもなんで家を建てるんだっけ?
という本質の部分にも関わってくるので
結構大事なことだなと思いました
もし
「間取りは何LDKをお考えですか?」
ではなく
「どういった暮らし方をご希望ですか?」
みたいな聞き方をしてくる営業さんがいたら
それは凄い当たりを引いた可能性がありますね
逆にこういう要望の伝え方だと
想像通りの家は建つけど
想像を超えるような家を建てるのは難しいだろうなぁ
と思う例を挙げてみました
部屋数や部屋の広さを指定し過ぎるのはNG!?
以下のリストをご覧ください
- 3LDK+和室
- LDK20畳
- 小上がり和室4.5畳
- パントリー
- シューズクローク
- 1階水回り
- 寝室10畳
- 子供部屋6畳×2
- ウォークインクローゼット
私が1番初めにイメージしていた
4人家族がゆったり暮らせる家ってこんな感じ?
の間取り要望リストです
つまり初期の私です
(共感してくれる人も多いのでは!?笑)
※※ここから下は妄想です※※
もしこれを要望として出したら
何百、何千と間取りを見たり作ったりしている設計士さんなら
「あぁ、いつものやつね」
と悩む間もなく頭に間取りが浮かび
後は敷地に合わせて配置を調整してやれば
間取りの出来上がり
となるに違いありません
自分で間取りを書かないまでも
同じく沢山の間取りを見ている営業さんでも
遜色ない間取りを作れると思います
そうして出来上がった間取りは
想像通りではあるけれど
想像を超えるような暮らしを手に入れるのは
と思います
更にこの要望で家を建てると
おそらく延床面積が40坪くらいになり
普通に予算オーバーして
いろんなところを削らないといけなくなり
思ったより狭い…
みたいな家になるところまで想像しました笑
とはいえ、住宅展示場とかに見学に行ったら
何部屋必要ですか?とか
何畳必要ですか?とか
欲しい設備はありますか?とか
ますばそういうヒアリングをしてくることが多いんだろうなと思い
(住宅展示場行ったことはないんですが…)
ハウスメーカーの間取り相談会みたいなチラシの
間取り要望アンケート欄もそうだったので
そうなんだろうなと思っています
ここまで部屋の種類や大きさが限定されると
後はパズルのピースをはめ込むかのような作業になり
そこに住宅のプロである設計士のアイデアやオリジナリティが
入り
繰り返しになりますが
要望を伝える際は
「欲しい間取り」ではなく「欲しい暮らし」を伝える
ことができれば
「いい家」が出来上がる可能性は
グッと高くなるんじゃないかなと思います
そんな訳でじるわこ夫婦は
ジルわこハウスの家づくりの「テーマ」を決めることにしました!
次回はジルわこハウスの家づくりのテーマについてです