兵庫県の観葉植物専門店「FEEL THE GREEN」|プロに聞いた選び方のコツ

こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
家を建てると誰もが一度は思うことがあります
「家の中にも緑が欲しい」
植物にほとんど興味のなかった私も思ったくらいなので間違いないです
家の中に緑があることで、内観が引き締まるというか、落ち着きが出るというか、とにかく丁度良いアクセントになります
下の写真は我が家に迎え入れた観葉植物です
ただこれまで縁が無かっただけに、いざ観葉植物を探そうと思っても、どこに行ったらいいか全然分からなかったんですよね…
今回は積水ハウスのインテリアコーディネーターさんに教えてもらった、兵庫県でオススメの観葉植物取扱店を一つ紹介したいと思います
エリアが超絶限定されますが…お店の方に聞いた植物の選び方のポイントについても紹介していますので、そこだけでも気になる方は目次から飛んでいってください!
- 兵庫の観葉植物取扱店「FEEL THE GREEN」について
- プロに聞いた樹木選びのコツ
姫路のおすすめグリーンショップ「FEEL THE GREEN」
「家の中にシンボルツリー」という構想はプラン提案時からずっとありましたが、植物の中には猫にとって実は毒だったりするものが意外と多いんですよね…
ただ、全てがダメというわけではないので、リサーチの結果、安全性が高く、外観も好みのものとして、「パキラ」を置くことにしました

元々引き渡し後に探して購入する予定でしたが、設計士さんやICさんのご好意で、いい木がないか探してくださっていました
しかしながら引き渡しまでにお二人のお眼鏡に敵うものはなかなか見つからずで、代わりにICさんのおすすめショップとして紹介いただいたのが、姫路にある観葉植物取扱店「FEEL THE GREEN」でした
引越しが落ち着いてから早速行ってきました
建物にデカデカとお店の名前が出てるのですが、たくさんの植物で覆われていてほとんど見えませんでした笑
植物だらけで周りとは雰囲気が異なるので、店名が見えなくとも近くまで行けば気付けると思います
なお、お店のホームページはこちらです
写真多めで見てるだけでも楽しめます
この記事では「FEEL THE GREEN」の個人的おすすめポイントを紹介したいと思います
- 豊富な品揃え
- 植物愛のあるスタッフさん
豊富な品揃え
お店の外観から既に植物まみれでしたが、店内も少々歩き方に気を付けないといけないほど、たくさんの植物に溢れていました
私が行ったのがちょうどゴールデンウィークの真っ只中だったので、特にたくさん仕入れている時期だったらしいです
観葉植物には無知だった私ですが、扱っている種類も多ければ、同じ種類でもサイズや樹形の異なるものが豊富にあって、店内を回っているだけでも楽しめます
おそらく人気があるであろう樹種は、店内だけでも数十本と置いてある感じです
探していたパキラも、30cmくらいの小さいものから、2mクラスの大きなものまで、結構豊富に揃っていました
そもそもお店が広いので、通常時期でもそれなりの数を揃えていると思います
お店の模型があったので写真を撮りました
最初は左側の「ショップ」というところだけだと思っていたのですが、右側の「レンタルグリーンマーケット」という建物の中にも購入可能な植物が沢山あり、見て回るだけで楽しめます
お目当てのものがある場合は、店員さんに聞くのが確実だと思います
(最初はパキラゾーンを見つけきれませんでした…)
さらに店の外側にも木があり、もちろんそれらも購入可能なものです
外構向けの雑木なんかもありました(下の写真はアオダモ)
室内に置く場合、鉢もインテリアの一部となるポイントですが、店内のいたる所に鉢が置いてあります(タイプも様々)
下の写真はパキラに鉢を合わせているところです
家でもモルタル土間に置く予定だったので、店内の床がイメージに近く、設置後の雰囲気を想像しやすかったです
他には割栗石なんかも置いてありました
観葉植物がメインではありますが、庭関係を幅広く扱っているお店です
ホームページを見て知ったんですが、実は造園工事(外構工事)もやっているそうで、お庭のトータルコーディネーターという感じですね
植物愛のあるスタッフさん
もの凄く主観的なおすすめポイントですが…笑
店内にいるスタッフさんは比較的若い方が多く、時々ベテランぽい雰囲気の方がいるという感じでした
パキラを探すと決めてはいましたが、1日では決めきれず、実は2日連続でお店を訪れていました
2日とも別のスタッフの方と話をしていたのですが、植物の選び方のポイント、育てる時の注意点、鉢の合わせ方なんかも、どの方も丁寧に教えてくれて、誰に聞いても知識や対応がしっかりしてるなと感じました
一番印象的だったのが、パキラを家まで配達してもらった時でした
鉢を含めて2mくらいあるものを選んだので、自分で持ち帰るのが難しく、後日配達してもらうことにしました
配達はベテランぽい方と、ちょっとやんちゃそうな若手の方が2人で来てくれました
搬入自体はすぐ完了しましたが、うちの外構の雰囲気が2人の目に止まって、少し外で話していたのですが、特に若手の方が、「こんな大きなツツジはかなり珍しいですね!」「この割栗石どこのですか?」と色々聞いてきてくれました
外構提案もやっているみたいなので、そういうところにも目が行ったんだと思いますが、きっと今の仕事好きなんだろうな〜と感じて、勝手に好感度が爆上がりしました
仕事として淡々とやっている感じより、好きでやっている感じが伝わってくると、それだけで信頼感が増す気がします
私が家を建てた積水ハウスの営業さん、設計士さんもまさにそんな感じですし、植栽を選びに行った若生植木農園の方もそうでした
物凄く単純ですが、どうやら私はそういう方に惹かれるようです笑
というわけで「FEEL THE GREEN」も植物愛の溢れるスタッフさんの多い素敵なお店でした
プロに聞いた樹木選びのコツ
2日間スタッフさんと話をして教えてもらった、樹木選びのコツを紹介したいと思います
これはお店によらず使える情報だと思いますので、植物選びの参考にして頂ければと思います
なお、特定の植物の選び方と言うより一般的なポイントという感じなので、植物の種類によっては当てはまらない場合もあるかも知れませんが悪しからず…
葉の付き方ではなく樹形を見る
観葉植物は葉が生い茂っている時が一番綺麗に見えると思います
ですが植物が成長していく過程で古い葉は枯れて、また新しい葉が生えてくるため、どうしても見栄えのいまいちな時期があります
なので、瞬間の見栄えの良さではなく、木の形が好みかどうかで選んだ方が良いよという教えです
葉が綺麗に付くかどうかは、その後の世話の仕方の影響が大きいと思います
剪定されている木か見る
植物を綺麗に成長させるには、適切な剪定が欠かせません
剪定されているかどうかは、その植物がきちんと世話をされてきたものかの一つの指標となります
植物の枝を切ると切ったところの下から新しい枝が生えてくるらしく、この特徴を利用して樹形や樹高を調整するらしいです
こんなイメージです
剪定の良し悪しを素人が判断するのは難しいと思うので、それ自体は手入れがされているかの一つの指標で、その結果として自分の好きな感じの樹形になっているかどうか、という見方が良いのかなと思います
日当たりの悪い場所に飾るなら時々日光浴を
例えばトイレのような日当たりの悪い場所に飾るのに適した観葉植物はありますか?という質問をしてみました
耐性の強いものもあるけど、植物はどれも光合成しながら生きているので、立場上これなら大丈夫と言うのはお勧めしにくいとの回答でした
もし日当たりの悪い場所に飾りたい時は、出かけてる間とかだけでも、日当たりの良い場所で日光浴をさせてあげると良いと伺いました
それも手間だと感じる場合は、フェイクグリーンや枯れ枝、ドライフラワー系を飾るのが無難そうです
パキラの選び方
私は最初からパキラ狙いだったわけですが、パキラを選ぶ上でのポイントや注意点も教えていただきたので、紹介しておきます
三つ編みかセパレートか
パキラを選ぶ上で一番大事なポイントとなるのはこれだと思います
パキラを検索すると、こんな感じの幹が三つ編み状に編み込まれた写真がよく出てきます
私の中ではパキラ=三つ編みだったのですが、これは3本の独立した苗を編み込ませて人工的に作っている樹形らしいです
見た目のインパクトもあって、私も三つ編みパキラを探し歩いていたのですが、スタッフさんに聞いたところによると、三つ編みパキラは3本の苗を1つの鉢に植えているので、どうしても弱い苗が枯れやすいとのこと
なので3本巻き付いたまま大きく成長させるのは難易度が高く、「FEEL THE GREEN」で扱っているものはある程度の大きさまで成長したところで三つ編みを解いて育てることが多いらしいです
ある程度のところまで三つ編みで育てることで、解いた後も湾曲のある独特の樹形をキープしたまま成長します
現に私が訪れたときは、小さめのパキラには三つ編みタイプのものもちらほらありましたが、1mを超えるサイズのものは全てセパレートタイプでした
セパレートタイプも一つの鉢に3本まとめて植えてある商品が多く、樹形のイメージ的には以下のような感じです
三つ編みタイプ=一本立ち
セパレートタイプ=株立ち
樹形は完全に好みですが、複数本の苗があると弱いものが枯れやすいということも踏まえて、万が一枯れたときのことも考えて選びたいところです
一般パキラと亜種パキラ
こちらもパキラのイメージに関するものですが、パキラと言うと以下のような葉っぱが鮮やかな緑色をしたものをイメージする方が多いと思います
これが一般的なパキラです
そしてもう一つ、パキラの亜種の存在がいます
ムーンライトと呼ばれる種類で、葉の外側が黄緑掛かっていて、一般パキラより淡い印象があります
なお一般パキラより希少性が高く、値段も少々お高め(一般パキラの1.5倍くらい)でした
これも好みや家の雰囲気次第ですが、うちは床の大部分が杉、壁紙が白で全体的に明るい印象だったので、はっきりした鮮やかな緑が欲しいと思って一般パキラにしました
家の印象が濃い目の色合いだったら、ムーンライトのほうも似合うと思います
どのくらいまで成長する?
比較的生命力が強く育てやすい部類のようですが、成長も早い木なので、剪定にも気を遣わないといけないようです(野生だと10mくらいになるものもあるそうです)
ただ、他の植物全般に言えることですが、鉢のサイズで大体どこまで成長できるか決まってくるので、鉢のサイズを変えなければ家の中で成長しすぎることはないとのことでした
今2mくらいですが、それでも2階に届くくらいにはようなので、時を見て剪定もチャレンジしてみたいと思います
ちなみに、鉢に直に植えると、根が成長してきて鉢を壊さない限り取り出せなくなるので、お店で売られているプラスチックの鉢に入った状態で、そのまま陶器などの鉢に入れておいておくのが無難だそうです(うちもそうしてます)
おわりに
積水ハウスのICさんオススメの兵庫の観葉植物ショップ「FEEL THE GREEN」についての紹介でした
やはりこういう一期一会なものは自分で見て選べると、より愛着が湧きますね
兵庫のオススメ植木農園についても記事を書いていますので、ご興味のある方はこちらもぜひご覧ください
