外構
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天然木?人工木?ウッドデッキ材の選び方

ウッドデッキ材の選び方について書きました
gillwacohouse
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こんにちは!

ジルわこ(@gillwacohouse)です

 

 

突然ですが

私はリビングと一体感のあるウッドデッキに憧れています

 

縁に腰掛けて風を感じながら

庭や風景をぼーっと眺める

個人的な用途はそんな感じです

 

そういう意味では縁側みたいなスペースで十分なんですが

それだけだと使用者が本気で自分だけになってしまいそうなので

もう少しスペースを広げて

子どもと遊んだり

ごはんを食べたり

日光浴をしたり?

風呂に入ったり?

可能性を持った空間にしたいです

 

あと副次的な効果として

デッキスペースを設置することで

子どもの歯を投げ込む空間も生まれます

(そんな風習はもう残ってない?笑)

 

デッキと言ってもタイルとかモルタルとかいろいろな素材がありますが

私は室内の床材と綺麗に繋がったウッドデッキが好きなので

今回はそんなウッドデッキの材料について

ちょっと調べてみたことを書こうと思います

 

なおこの記事はウッドデッキを入れたい私が

調べたことを主観込みで書いている記事なので

その辺はご了承くださいm_ _m

 

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ウッドデッキ材の種類

ウッドデッキの素材には大きく分けて2種類あります

それが「天然木」「人工木」です

 

天然木は名前の通り自然から切り出してきた木そのものです

 

人工木は樹脂に木粉などを混ぜて木のテクスチャに似せて作ったものになります

リウッド樹脂木と呼ばれたりもします

 

「ウッドデッキ」でググると

人工木のウッドデッキの商品や建材のページが上位を占めています

ウッドデッキというと現在は人工木が主流のようです

 

その理由としては

天然木は数年で腐ってしまう

人工木はメンテナンスフリー

という情報の影響が大きいのかなと思っています

 

私も最初そんな感じの情報に辿り着きましたが

もう少し調べていくと

上記の情報は嘘ではないけど

結局は樹種による(天然木で一括りにはできない)

ということが分かりました

 

天然木の種類

以前、床材の記事でも少し触れましたが

天然木は大きく2つに分類できます

猫と相性の良い床材について|猫と杉無垢

 

それが針葉樹と広葉樹です

ソフトウッドとハードウッドと呼んだりもしますね

 

これも樹種によっての違いも大きいため

あくまで傾向の話になりますが

ソフトウッドは空気を多く含んでいて密度が小さく

軽くて柔らかい分、水を吸いやすく

屋外環境下では腐朽しやすい傾向にあります

 

樹種によっては何もメンテナンスをしないと

数年でダメになってしまうものもあるようです

 

一方でハードウッドはその名前の通り

密度が高くてずっしりした樹種で

ソフトウッドに比べると腐朽しにくい傾向にあります

 

これも樹種によりますが

30年以上メンテナンスなしでも

問題なく使用できるものもあるようです

 

よく見かける天然木は腐りやすいからおすすめしないというのは

基本的には一部のソフトウッドのことを指して言っているのだと思います

 

天然木(ソフトウッド)の特徴と向いている人

ソフトウッドの特徴としては以下の点が挙げられます

価格が安く入手しやすい

※ウッドショックの影響で価格高騰や品薄状態となっている可能性あります

比較的柔らかいため加工がしやすい

腐朽しやすく定期的なメンテナンスが必要

木の風合いが感じられる

材料価格が安く加工もしやすいため

初期費用は抑えられると思います

 

一方で長く使用するためには

定期的なメンテナンス(年1回程度の塗装)が不可欠であり

しっかりメンテナンスをしたとしても

10年〜20年とかで交換が必要になる場合もあるようです

 

メンテナンス費用ややり替えの費用まで考えると

費用的なメリットがあるかは微妙なところな気もします

 

また経年変化で色が抜けていったりして

見方によっては朽ちた感じに映るので

その辺にも理解がないとなかなか採用しづらいかもしれません

 

素足で使用するウッドデッキの場合

ささくれななどにも注意が必要ですね

 

メンテナンスも含めて変化を楽しみたい!

朽ちゆく感じこそ美しい!と思える人や

ウッドデッキもDIYで自分でやってみたい!という人は

ソフトウッドという選択肢はありだと思います

 

床材に関しては杉無垢推しの私ですが

屋外でソフトウッドを使用する場合は

紫外線や風雨の影響をもろに受けて

劣化が進みやすいのでかなり人を選ぶ気がします

(木に対する愛が必要になりますね笑)

 

外構で使用されるソフトウッドとしては

レッドシダーサイプレスと呼ばれるものが

比較的腐朽に対して強く人気なようです

 

あるいは防腐剤が加圧注入された木材や

加熱処理された木材が使われることもあるみたいですね

 

ホームセンターで手軽に入手できる

SPF材と呼ばれる木材は

屋外で使用するには腐朽しやすくあまり向いてないようですね

SPF:スプルース/Spruce(トウヒ)、パイン/Pine(松)、ファー/Fir(もみの木)

 

またこれはソフトウッドに限った話ではないですが

ウッドデッキの劣化については

使用環境の影響も大きいようで

紫外線や風雨にさらされやすく

湿気がこもりやすいような環境ほど

劣化が早く進みます

 

つまりウッドデッキ部分に軒のあるなしだったり

南向きか北向きかなども

耐用年数にも影響してくるようですね

 

ジルわこ邸は家の中の空間を最大限使用するため

6寸勾配の屋根になっているため

軒が少し伸ばしづらいのかな?

という気もしますが

伸ばせるだけ伸ばしてもらおうと思います

 

ハードウッドの特徴と向いている人

ハードウッドの特徴としては以下の点が挙げられます

価格が高い(特に人気の材料)

比較的固く素人の加工は難しい

メンテナンスせずとも腐朽しにくい

木の風合いが感じられる

やはり木の風合いを感じられる素材でありつつ

耐久性もあるのが一番の特徴かなという気がします

 

特にメンテナンスをせずとも使用できますが

ハードウッドの特徴として

経年変化で木の色がシルバーグレーに変化する「白銀化」という現象が見られます

 

これも見え方によっては劣化しているようにも感じられるかもしれないので

気になる場合は数年おきに塗装をするのがオススメです

家の雰囲気によっては色が変わると合わなくなる場合もあるかもれませんね

 

イペウリンと呼ばれる木材が

ウッドデッキ材としての人気が高く

耐久性も抜群ですが

お値段もなかなかのようですね…

 

横浜の大桟橋などではイペが使われているらしいです

潮風が吹いていて湿度も高く

不特定多数の人が歩きまくるような環境でも使用されるほど

耐久性には信頼性のある材料ということかな?

と思います

 

ウリンは別名「アイアンウッド」とも呼ばれ

水に沈むほど密度が高くカチカチの素材らしいです

アイアン…ウッド…

うっ!頭が…!

 

木の風合いを感じられる素材を使いたいけど

メンテナンスにはそこまで手を掛けたくない

長く使いたいという人には

ハードウッドが向いていると思います

 

実例見学の時にイペ材のデッキを使用したウッドデッキを見せていただきましたが

無垢床のリビングと素材感も含めて綺麗に繋がっていて

ウッドデッキまで含めて1つの空間のようでした

(もっと触ったりさせてもらっておけばよかった…)

積水ハウスの実例見学(5邸目)

 

人工木の特徴と向いている人

人工木の特徴としては以下の点が挙げられます

価格はそこそこ(ソフトウッドとハードウッドの間くらい)

メンテナンスがいらない

ぱっと見のテクスチャは木と変わらない

木に比べて温度変化しやすい

やはり一番の特徴はメンテナンスがいらないというところだと思います

あと技術は進んでいて

パッと見た感じは本当の木に見えると思います

 

まじまじと見たり無垢床など天然木と並んだ状態で見たりすること

やっぱり木ではないなと気付くレベルかと思います

 

価格的にはソフトウッドよりは高く

ハードウッドと同等

イペやウリンなどの高級材よりは安いかな

くらいの感覚です

 

樹脂なのでどうしても木よりは温度が変わりやすく

夏場は熱く、冬場は冷たくなりがちです

 

素足で使うなら

特に夏場は直射が当たらないような工夫が必要だと思います

 

あと耐熱温度にも注意が必要ですね

ウッドデッキでBBQしてたらデッキが溶けた

なんてことにならないように

仕様はよく確認しておいた方が良いでしょう

 

とにかくメンテナンスの手間は掛けたくない!

でもウッドデッキは欲しい!

という人は人工木が向いていると思います

 

おわりに

杉無垢教の私としては

無垢床と繋がるウッドデッキならやはり天然木のデッキにしたい

けどソフトウッドを使用する勇気もないので

ハードウッドを使用したいと思っている今日この頃です

 

主観たっぷりでお届けしましたが

是非色々調べてみて自分に合った選択を!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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ジルわこ(和泉銀之助)
ジルわこ(和泉銀之助)
施主ブロガー
2022年に積水ハウス「シャーウッド」で、2階建て30坪の家を建てました。家族3人、2匹の猫と暮らしています。家づくりの過程、住み心地やDIYの記録など、家全般について綴っています。 Webメディア「日刊住まい」にて、「和泉銀之助」としてライター活動中。
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