狭いからこそ悩む!?トイレの詳細仕様検討
こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
水回りの設備関係の仕様決めが一通り済んだので
状況整理のため設備ごとに記事をまとめています
キッチン
洗面室
続いてトイレについて書いていこうと思います
空間的には一番狭いんですけど
ある意味一番悩んだかもしれません
トイレの完成イメージ
どんな雰囲気の空間にしたいかについてですが
「居酒屋っぽいトイレ」
というイメージを持っていました
居酒屋っぽいと言ってもいろいろあると思いますが
シックな落ち着いた色合いの壁に
ぼんやりと電球色のペンダントライトが浮かぶ
手洗いはカウンターにボウルのみ
みたいなイメージです
トイレの詳細仕様検討
初回打ち合わせの時にイメージを伝えて
合いそうな壁紙や床材や手洗いを見繕ってもらうことにしていました
壁紙
トイレは数少ない完全に独立した空間になるので
壁紙が一層際立ちます
家全体のメインのクロスは一瞬で決まりましたが
逆にここが悩みどころになりました
サンプルの台本を眺めていても
サイズが小さいといまいちイメージが掴めずで
見本を見れば見るほど沼にはまっていくという
「注文住宅の醍醐味」を味わっていました笑
この辺の悩み担当は妻にお任せです笑
なんとか幾つか候補を絞って大きめのサンプルを取ってもらって
トイレ空間を想像しながら決めていきました
その時に役に立ったのがこちらのトイレ模型です
何かトイレの代わりになる白い物体ないかなと思っていたら
トイレそのものが出てきました笑
照明とかサイズ感とか
どうしても実際とは異なりますが
ただ壁紙のサンプルを眺めているよりだいぶ妄想が捗ります
これはM氏の機転に感謝です
黒系の壁紙をベースに手洗いカウンター側をアクセントにしました
便器とカウンターと、見えてない部分ですが扉と天井は白いです
収納扉は木目調という感じです
床材
家中の床の大部分は杉無垢を採用していますが
トイレはさすがにいろいろはねるので別にしてます
安く抑えようと思えばクッションフロア
費用をかければタイルなどの選択肢があります
クッションフロアのペタペタ感があまり好きではなく
タイルも費用が掛かるのと目地に汚れが溜まりそうなので
間を取って「ビニル床タイル」を選択しました
この床のサンプルがそれです
ビニル素材なので若干のペタペタ感はありますが
クッションフロアよりは質感は良いです(個人的には)
店舗用のトイレにも使用される床材で
土足で使用することを想定しているので
耐久性としては申し分なしです
表面はビニルシートなのでデザインの選択肢は広く
今回はモルタル調っぽいデザインのものを選びました
既定サイズのタイルを隙間なく敷き詰めるので
目地などもできず掃除はしやすそうです
手洗い
見積もり時の提案では
積水ハウスオリジナルの収納と手洗いが一体のカウンターが入っていました
収納いらないからカウンターと手洗いだけの構成で見繕ってもらいましたが
積水ハウスオリジナルのカウンターより高く付きそうだったので
ここは大人しくそのままいくことにしました
シンプルにした方が安いかと思いきや
標準品から外れると余計に高くなるということはしばしばありますね
その他オプション
ミラーや手すり、ペーパーホルダーなど
壁に付く余計なものはなるべく取っ払ってもらっていて
後から自分たちで好きに選んで設置できるように
壁に補強だけ入れてもらってます
浴室の仕様検討の時を筆頭に
事あるごとにあれもいらないこれもいらないと言うものだから
いつのまにか「これいらないですよね?」と
確認してくれるようになりました笑
TOTOのショールーム見学
便器の見積もりはTOTOの「NJ1」というモデルで取られていました
「NJ」というシリーズはビルダー向けの商品でネットであまり情報出てきませんが
言うなれば「廉価版ネオレスト」というイメージです
ネオレストの上位モデルに搭載されている豊富な機能の一部が付いていません
それでもトイレとしての機能は不自由ないレベルだと思います
積水ハウスで採用できるTOTOのトイレの機能比較表をもらったので参考に載せておきます(見えないかも…)
ちなみにトイレは個人的理由でTOTO一択です
AH1と比較をしてNJ1でいいかなという気持ちにはなっていましたが
一応実物を見て確認しておきたいとは思っていたので
TOTOのショールームでトイレだけ見学させてもらうことにしました
妻はもう長時間の外出は厳しいのと
便器を気にしてるのは私だけだったので
私だけがトイレだけを見にいって来ました
近隣のTOTOショールームは
いろんな住宅関連メーカーが集まった商業施設の一画にあり
コロナ禍でなければそのビルだけで一日中時間を潰せそうな場所にありました
ちょうどM氏が別件でTOTOのショールームに来ていたので
TOTOだけを30分ほど案内してもらいました
NJシリーズ
TOTOのタンクレストイレの特徴として
排水管が表に見えておらず
側面もカバーがあるため
見た目にもすっきりしていて掃除もしやすそうです
この洗練されたフォルムはTOTOのトイレの好きなところの一つです
外フタを開いた姿はこんな感じです
便器のサイズが小さいと言われることもあるそうですが
後述するAHと座る部分のサイズに差はありませんでした
家に帰ってから賃貸のLIXILのトイレと比べてみても同サイズだったので
特別小さいという訳ではなさそうです
ちなみにズボン履いたまま座ってもサイズ感は掴めないので
サイズを測っておいて自宅と比べるのが良いと思います
便座に繋ぎ目が残ってるとか
便器は縁無しだけど奥行きが残ってるとか
トルネード洗浄の向きが違うとか
ウォシュレットの機能が少ないとか
全体的にAHよりダウングレードしていますが
個人的に一番の違いは「きれい除菌水」の有無だと思います
TOTOのトイレには基本的に
プレミストやノズル洗浄機能があります
※プレミスト:トイレ使用前に便器に水を噴霧し水膜を作る機能
NJでは通常の水を使いますが
AHではそれがきれい除菌水に変わります
いわゆる「サボったリング」ができにくくなり
より掃除の手間が省けるという触れ込みです
この機能は非常に気になるところですが
NJからAHにアップグレードすると約10万円の価格アップになります
3万円くらいできれい除菌水の機能だけでも追加できるなら悩まないんですが…
AHに他に魅力的な部分があれば
10万円払ってアップグレードもありかなという気持ちでした
AHシリーズ
外観を見るとものすごくデカく見えましたが
蓋を開けてみるとその理由が分かりました
通常、外フタって便座の縁から立ち上がると思いますが
AHは便器の一番奥から立ち上がっています
個人的には違和感が凄いんですが
体の大きい人には好評らしいです
ちなみに便座部分のサイズはNJと変わりなしです
他のモデル
他にもRHというモデルもあり
これは基本的な機能はAHと同じですが
断熱材の入った外フタを採用しており
便座の保温性が高いモデルです
外観はちょっと丸みを帯びた感じです
ここはチラ見しかしてないので割愛します
あとタンクレストイレの話題しか出していませんが
もちろんタンク式のトイレもあります
住友林業施主のBLFさんがTOTOのネオレストについての紹介記事を書いてらしたので
リンクを貼らしていただきます
BLFさん20社近いハウスメーカーや工務店を比較検討されており
その経験談をブログにまとめられているので情報量と密度が半端ないです
各モデルの機能や特徴について詳細に書かれていますので
TOTOのネオレストについてもっとよく知りたいという方は是非覗いてみてください
アラウーノとネオレスト徹底比較第2弾 綺麗除菌水で洗うネオレスト。 | BLF@注文住宅を建てる (buylandfirst-daiwahouse-sfc.com)
NJかAHか
事前の調査から個人的にAHを選ぶ一番のメリットは
きれい除菌水が使えることでした
ただNJとの差額が10万円となり
きれい除菌水のためにそこまでは出せないなと思っていたので
AHにそれ以上の付加価値は見出せるか?
というのが今回のショールーム見学の焦点でした
結果としてAHが完全上位互換であることが分かりましたが
我が家ではNJで十分という結論に至りました
機能が削られているとはいえ
正直NJでも十分過ぎるほど多機能だと思います
金銭的な余裕があればAHを採用したいのはやまやまですが
どうせ掃除はするし
(ウォシュレット部は)家電だし
と思って割り切ることにしました
妻の入院先にて
先日妻が無事出産を迎えまして
そのまま入院していますが
個室のトイレをふと見たらなんとNJでした
実際に施工されたところを見ても
見た目はやはり申し分ないですね
外蓋の自動開閉機能が付いた「NJ2」の方だったので
勝手に蓋が開いて一瞬びびりました笑
うちに採用したのは「NJ1」という自動開閉機能は付いていない方のモデルですが
計らずしも実際に施工された雰囲気や使用感を確かめることができました
おわりに
こうしてトイレの仕様もほぼ決定しました
壁紙が結構暗めなのでどんな雰囲気に仕上がるのか気になるところですね
出来上がりが楽しみです