どうなるキッチン!?パナソニック「Lクラス」で詳細仕様検討
こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です
契約後の打ち合わせから内装や設備関係の調整が続いています

この辺が煮詰まったところで再度詳細な見積もり作成してもらい
そこからまた金額調整していく流れです
今回はキッチンの検討状況について書いていきます
ベースのキッチン仕様
おさらいになりますがベースのキッチン仕様は以下の通りです
メーカーおよび商品名
パナソニック Lクラス
キッチン形式
Ⅱ型+カップボード

天板・面材仕様
天板 【グレード5】御影ブラック
面材 【グレード50】スタッコグレー
グレードは数字が大きいほど意匠性の高いデザインが選べるようになっていきますがその分値段も上がっていきます
- 天板グレード:1〜8(人造大理石の場合)
- 面材グレード:10〜80
主要設備
- トリプルワイドIH
- ほっとくリーンフード
- 食器洗い乾燥機(深型45cm幅)
- ラクするーシンク
- タッチレス水栓
ちなみに御影ブラックとスタッコグレーの組み合わせはカタログとかにもよく載っていてこんな感じです


天板・面材検討
ベースの仕様はカタログとかショールームで見た感じをイメージしているのでお値段もそれなりになります
前述の仕様で250万くらいの見積もりとなっていました(カップボード含めて3か所あるからね…)
それでもグレード的には中の上くらいなので高みを目指せば更にお値段上がるんでしょうね^^;
というわけで見た目も気にしつつコストを下げていく検討をしていくことになりました
パターン1
今の見た目の雰囲気を維持しつつ面材のグレードを下げたパターンです
天板 【グレード5】御影ブラック
面材 【グレード20】ヴィンテージメタル
パナソニックのサイトにカラーリングのシミュレータがあったのでその結果を載せておきます
(キッチン形式はカスタマイズできないので近そうなタイプを選んでいます)

床は杉です
冷蔵庫は今使っているものに近いのを選んでいますがこうして見ていると色だけ変えたくなってくるなあ
プラン提案時のシミュレーション結果のコピーはもらっているのですが
色が潰れていて写真に撮るとうまく伝わらないと思ったので載せてません
原紙の写真撮っておけば良かった…
天板の存在感が強いので面材のグレードを落としてもそれほど気にならないです
ついでに初回見積もり時はスリムカウンターが入っていなかったのでそれも追加してもらっています
天板の厚みは通常40mmですがスリムカウンターだと17mmになり見た目がスッキリします
基本はそれだけの話ですがスリムカウンターにすると増額になります(見た目を重視してしれっと増額)
一応その分収納は増えます
足元の収納が深くなるみたいです
面材変更による減額とスリムカウンターによる増額
コミコミでベースから20万程度の減額となりました
パターン2
天板はグレード5以上だと黒系の色が選べるのですが黒にこだわりがあった訳ではないので
天板のグレードを下げたパターンも見てもらいました
その場合の天板の色は白系orベージュ系orグレー系になります
傷や汚れが目立ちにくい色としてグレー系を選択しました
面材がヴィンテージメタルだと面材の色が強くて天板が浮いてしまう懸念があったので
もう少し馴染みそうな色を見繕ってもらいました
天板 【グレード2】グレー
面材 【グレード30】マットグレー

天板のグレーが結構薄めでやっぱり面材の方が存在感があり
天板が浮いてしまっている感じがします
(あとCGのせいもありますがちょっと安っぽく見える…)
いっそのこと面材は白系とか明るい色にすれば違和感なくなるかもしれません
このパターンでもスリムカウンターを採用しておりベースから30万円程度の減額となりました
パターン3
上記パターンではカップボードもキッチン部と同じグレードとしていますが
カップボードは配置的にキッチンと切り離して考えても違和感ないので
こっちは壁の色と合わせるように天板も面材も白系で統一した場合を見てもらいました
ここは天板も通常の厚みです
ここだけで更に10万円の減額になります
こうやって並べてみるとカラーリングはパターン1がかっこいいなあということで
パターン1とパターン3の組み合わせでいくことになりました
見た目の満足感はキープしつつ合計で約30万円の減額となりました
サンプル確認
その後の打ち合わせで天板や面材のサンプルを見せていただきましたので紹介します
天板(御影ブラック)

面材(ヴィンテージメタル)

御影ブラックの天板はショールーム見学でも見ていたので雰囲気は知っていましたが
面材のヴィンテージメタルは初めて実物を確認しました
程よい色むらがありとてもグレード20(下から2番目)とは思えない感じです
ICのM氏や藤本さんも「パナさん提案しやすいのを出してくれたな!」と喜んだそうな
個人的にはグレード50のスタッコグレーと遜色なく見えます
(後述していますが、スタッコグレーのほうは取っ手フリーになるのでデザイン含めた意匠性で言うとやはり一つ上をいっています)
シミュレーションや写真で全て確認出来たらいいのですが見た目に関わる部分はやっぱり実物見ておかないと現実との乖離が大きくなってしまうと思いますね
設備仕様検討
設備仕様についてはえいやと決めて見積もりを取っていたのでその辺の詳細を確認していきました
水栓金具
水栓はタッチレスで浄水機能も付いているタイプで見積もっていました
浄水器はトレビーノのポットタイプを使用しているので浄水機能は不要
タッチレス水栓については妻があまり必要性を感じないとのことなので少しオシャレ感のある手動タイプに変更することにしました
何気にここだけで10万円近い減額になります(カタログ表示価格)
積水ハウスでパナソニックの設備を導入する場合だとおそらく提携価格での購入になるので差額としてはもう少し減るのかなと思います
シンク
シンクは傷や汚れが付きにくいスゴピカ素材を使用したラクするーシンクで見積もっていました
天板が黒ならシンクをグレーにしても違和感なくシンクがグレーなら傷や汚れも目立ちにくいので通常の人造大理石のシンクでも良いのでは?という話になり差額を確認してもらうことになりました
ステンレスのシンクにすると5万円程の減額
通常の人造大理石のシンクにするとその半分の2.5万円程度の減額となるようです
ステンレスの傷は妻が結構気にするので通常の人造大理石のシンクに変更しました
食洗機を導入すればシンクの使用頻度も減るだろうしまあいいよね
その他設備
コンロやレンジフード、食洗機などもパネルの色とかで値段変わるのですが
現状が一番安いところで見ていたのでこのへんは減額の余地なしでした
キッチンパネル検討
Ⅱ型でコンロが壁付になるとコンロ周りはクロスが貼れないので(防火的な縛りだと思います)
キッチンパネルなどを貼る必要があります
シンプルなテカテカのキッチンパネルを貼ると急にキッチン感が強くなってしまうので
アクセント的にタイル貼りも検討していくことになりました
ツヤ感のないキッチンパネルっぽくないものも選べますが
貼る範囲が広くなるとどうしても繋ぎ目が目立ってしまいます
ここはⅡ型にすることが決まった時から藤本さんが気にしていた部分でもあり
ある意味藤本さんのこだわり部分でもあるかもしれません笑
相談の結果、施工範囲のイメージとしてはこんな感じになりました

正面のキッチン部全体をタイル貼りにしています
右はボードの端で切れていますが隣に冷蔵庫が来るのでそんなに目立たなくなると思います
側面はどこかで切らないといけないですがタイル貼りにするとクロスとの切れ目が悪目立ちするのでなるべくクロスと馴染むキッチンパネルを貼ることにしました
ちなみにシンク周りもキッチンパネルを貼る場合がありますが
水栓から壁までそれなりに距離があるので今回はなしでいってます
タイルのイメージはこんな感じです

妻が規則的なタイル柄は嫌いだけどランダム配置は嫌いじゃないということでこんな雰囲気を目指しています
その後タイルの候補をいくつか見繕ってもらい最終的に以下のような石目の強いデザインのものでいくことにしました

何とか施工後のイメージを掴もうと頑張った結果がこちらです

手が気になってよく分からないですが笑
天板と面材が黒系で主張しているので薄い色のタイルが良く映える気がします
おそらくこの範囲をタイル貼りにすると10万円くらいの増額になりそうとのことです
タイル自体の単価は1~2万円/m^2ほどなのですがタイルは施工費用が高くつくようです
その他調整
大体の仕様は固まってきたのであとはもう少し細かいところを確認しました
天板の高さ
キッチンの天板の高さは85cmというのが賃貸などでも標準的な高さだそうです
今の賃貸もそうですしプラン提案もそうなっています
妻の身長が160後半で85cmだと少し低く感じることがあるみたいなので高さは少し上げてもらうことにしました
90cmまでは増額なしで変更可能とのことでそこまで上げてもらっています
(私も結構キッチン使うので助かります)
ついでに天板を上げた5cmだけレンジフードの高さも上げてもらっています
私がよくレンジフードとか頭上の収納に頭をぶつけるので
レンジフードまでの高さが175cmとなり私の身長でギリギリ頭をぶつけずに済むようになりました
ゴミ箱スペース
キッチン収納の一部を削ってゴミ箱が収まるスペースにしてもらいます
購入予定のゴミ箱のサイズを確認しつつ収納をなくす部分を確認しました
ちなみに収納なくした分は減額になります
(削る範囲が大きいほど減額効果も大きいです)
収納扉の取っ手
収納扉の取っ手はハンドルタイプかラインタイプから選ぶことがで
ハンドルタイプ例

ラインタイプ例

M氏的にはラインタイプだとキッチン感が強くなってしまうのでハンドルタイプの方が家具っぽく見えてオシャレとのこと
ここはM氏にオススメを見繕ってもらうことにしました
キッチン側は構成的にそもそも取っ手を付ける部分が疎らで取っ手のラインがあまりきれいに揃わないため目立ちにくいライン取っ手とすることにしました
天板が黒で面材が濃いグレーなので黒いライン取っ手にすればそこまで目立ちません
ちなみに面材のグレードによっては取っ手レスの収納扉となりますが
基本的に高グレードのものだけになるので見た目はかなりスッキリしますがその分お値段もいい感じになります
(最初に挙げていたスタッコグレーのグレードは取っ手レスタイプです)
おわりに
一通りのキッチン仕様は決まりましたので後は金額がいくらに落ち着くか…
最終的に200万ちょっと超えるくらいで着地しそうです
まだ減額の余地はありますがそこは最終手段ということで…











