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大きな吹き抜けと幻配天井がある注文住宅のエアコン事情【積水ハウス/シャーウッド】

大きな吹き抜けと幻配天井がある注文住宅のエアコン事情
gillwacohouse
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こんにちは!
ジルわこ(@gillwacohouse)です

注文住宅に住み始めてから2回目の冬がやってきました

わが家には家の中心に大きな吹き抜けがあり、6層のスキップフロアで構成される2階建てとなっています
イメージ的にはイオンモールのエスカレーター周りの空間みたいな感じです
さらに2階は勾配天井となっており、エアコンにとっては厳しい要素が満載です

家の真ん中に吹き抜け
家の真ん中に吹き抜け


この記事では、そんな我が家での夏場/冬場のエアコンの運用と、実際に過ごしてみての感想を紹介したいと思います
エアコンの運用については暮らしながら探っている最中ですが、間取りやエアコン配置を検討するうえでの参考になれば嬉しいです

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間取りとエアコンの配置

まずは間取りとエアコンの配置について紹介します
1階、2階の間取りと、家の立面図のイメージを以下に示します

間取り(1F/2F)
間取り(1F/2F)
断面図(吹抜部分)
断面図(吹抜部分)

書き込みすぎると逆に分からなくなるので、ポイントになりそうな部分以外は端折っています
断面図は吹抜の部分を切り取って、西から東(FIX窓から玄関の方向)に見たところです

ものすごくスキップしまくりな間取りですが、形自体は非常にシンプルな総二階の家となっています

北側が家の正面となり、1階には高さ2.5m×幅2.8mの、2階には高さ2.2m×幅2.8mの大開口窓がそれぞれ付いています
逆に南側は隣家があるため、採光用の0.8m×0.8mの窓が3か所付いているのみです

拭き抜けのサイズは1.5m×2mとなっています
屋根形状は6寸勾配の切妻屋根となっていて、1階の土間部分から天井までの高さは最大で8mくらいあります

エアコンは1階、2階および寝室に1台づつの合計3台です
隠蔽配管を避けつつ室外機を目立たない位置に置くため、3台とも家の裏面となる南側に配置しています

家の基本情報

他に空調に影響ありそうな家のスペック等の情報を整理しておきます

基本スペック
延床面積30坪
階数2階建(総二階)
構造木造(シャーウッド)
地域6地域(兵庫県南部)
夏(8月)の平均最高気温33.5℃
冬(1月)の平均最低気温-0.2℃
UA値0.55 W/m2・K
窓仕様アルミ樹脂複合サッシ
ペアガラス
換気システム第3種換気

外気温については、直近で一番暑かった(寒かった)月の最高(最低)気温の平均値を示しています

兵庫県(南部)は、夏は盆地のようなジメジメした暑さは無いし、冬に氷点下になることも少ないので、日本の中では比較的過ごしやすい気候な気はしてます(東北の盆地生まれ)

なお、わが家の断熱仕様に関してはこちらの記事にもう少し詳細を書いています

あわせて読みたい
断熱等級5・6・7新設!積水ハウスシャーウッドの断熱性能レベルは?
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導入したエアコン

わが家で導入したのは三菱重工製のビーバーエアコンです

エアコンの設計をしてる知り合いから、最近のエアコンの性能はどこのメーカーも同じようなものなので好きなの選んだらいいと聞いたのもあり、
「JET運転」という風量が強そうなモードがあって、いざという時に力技で解決してくれそうで、メーカー的に壊れにくそうなものを選んでみました

「JET運転」はエアコンから出た空気が冷房なら14m先まで届くらしいので、わが家の端から端(8m)程度なら余裕で届くレベルです

ビーバーエアコンには「Tシリーズ」「Rシリーズ」「Sシリーズ」「SKシリーズ」の4つのモデルがあります
それぞれのモデルの概要は以下の通りです

ビーバーエアコンのモデル概要
  • Tシリーズ…基本機能を備えたスタンダードモデル。JET運転や除湿運転は標準装備
  • Rシリーズ…上位モデル。Tシリーズに自動フィルタ掃除機能、除湿器連動機能を追加
  • Sシリーズ…最上位モデル。Rシリーズに人感センサー、サーマルセンサーを追加
  • SKシリーズ…寒冷地モデル。Sシリーズを-25℃まで運転可能にした寒冷地仕様

わが家で導入した3台はそれぞれ以下の仕様となっています

わが家で導入したエアコン
  • 1階…Sシリーズ、14畳用(200V)
  • 2階…Tシリーズ、10畳用
  • 寝室…Tシリーズ、6畳用

最も使用頻度が高いだろう1階は最上位モデルのSシリーズで、後はスタンダードモデルのTシリーズにしています

畳数表示は古い基準で今の住宅性能からすると過剰性能になるらしく、部屋の広さに対して少なめの容量を選んでいますが、現状エアコンの能力不足を感じることはないです
なお、2階は冷房メインで使用する予定だったこともあり、1階より小さい容量としています

吹き抜けで繋がっているので当てになるか微妙ですが、床面積だけで言えば1階が25畳分、2階が20畳分くらいです(ちなみに寝室が4.5畳)

夏のエアコン運用と快適性

夏場は2階の10畳用エアコンをメインで使用しています
大体6月後半から9月前半まで使用していて、猫を飼っているのもあって基本的に連続運転です

運転時の設定は今のところ冷房24℃の風量自動に落ち着いています
この設定で運転していると、2階は24℃程度になり、吹き抜けから冷気が落ちてきて1階も25℃程度になります
2階の寝室はメインエアコンから回り込んだ位置にありますが、寝室のドアを開けておけば24~25℃くらいになっています

夏場の冷気の動き(イメージ)
夏場の冷気の動き(イメージ)

これはこんな感じで冷気が動いてるのかな?というイメージを図にしたものです
2階部分はエアコンからの冷気で冷やされていると思います
1階部分はエアコンの冷気が直接届いているわけではなく、冷やされた2階の空気が上下の温度差によって1階に降りているようなイメージです

実際に1階の吹き抜け部分に立っていると、ひんやりした空気が上から降りてくるような感じを体験できます

サーキュレーターを併用すればより効率的に家中を冷やせそうですが、この場合どこにどう設置するのがいいんですかね?

  • 2階の空気循環を促進させて、1階は降りてくる冷気任せ
  • 1階に冷気を落とすように強制的に空気を循環させる

電気代の削減に繋がるかもしれないので、そのうちお試ししてみたいです

こんな感じで夏場の大半はエアコン1台で過ごせているのですが、南側の窓が少なく、日射による室温上昇が抑えられている効果もあるかなと思っています
8月の特に気温が高い日は、夕方頃になると蒸し暑さを感じることがあるため、その時はスポットで1階のエアコンを使用しています(16時~19時の3時間とかです)
2階のエアコンの設定温度を下げる手もありますが、特に2階エアコンを設置しているエリアが逆に肌寒くなってしまうので、1階エアコンを併用するようにしています

なお、寝室は部屋が狭いためか、特にドアを締め切った状態での寝室エアコンのみでの調整が結構難しいです…(うまく冷えなかったり、冷えすぎたり)
なので極力2階エアコンの冷気が回るようにドアは開けておいて、どうにも寝苦しいときのみ、冷房の設定弱めや除湿モードで運転しています

総じて、夏はエアコン任せであまり気にせず快適に過ごせています

冬のエアコン運用と快適性

冬は夏場とは反対に、1階の14畳エアコンをメインで使用しています
大体11月後半から3月前半まで使用しているので、夏より1か月程使用期間が長いです

冬場も基本的には連続運転ですが、夏場のエアコン使用と比べて電力消費も多いので、効果的な間欠運転の方法があれば試したいなと思っている状況です

運転時の設定は暖房24℃の風量自動なので、夏との設定の違いは冷房か暖房かのみです
この設定で、基本的に1階は24℃、2階は25℃、寝室も24℃くらいとなり、エアコン1台で過ごせるレベルです

夏場と違うのは、1階北側の引き違い窓から外気の漏れ込みがあり、早朝など外気温が下がると床が冷えることでした
外気温が0℃程度まで下がると、引き違い窓際の床付近の温度は10℃を下回り、空気を多く含んだ杉と言えど「冷た!」となります

去年は漏れ込みがどこから来るのか確認して、窓下のレール部分が主な漏れ込み箇所であることを確認しました
窓の種類やメーカーにも左右されると思いますが、引き違い窓はレール部分で窓の重量を支えつつ、窓をスライドさせる必要があるため、どうしてもレール部分にはある程度隙間が必要となります

引き違い窓のサーモグラフ画像
引き違い窓のサーモグラフ画像

こちらのサーモグラフ画像は外気温が約5℃のときの引き違い窓付近のものです
特に窓下のレール部分の温度が低く、それが床のほうにも伝搬している様子が分かります

引き違い窓(全体目張り)
引き違い窓(全体目張り)

試しに窓全体を目張りしてみると、目張りしたシートが膨らんでおり、外気が家の中に流入していることが分かります

引き違い窓(部分目張り)
引き違い窓(部分目張り)

部分的に目張りをすると、特にしたのレール部分からの漏気が顕著なことが分かりました

内窓を入れることも検討していますが、窓サイズが大きく設置できるかの確認が必要です
YKKに問い合わせた際は、特注サイズでの製作は可能だが、標準サイズを超えるため現場確認のうえで設置可否の判断が必要との回答を貰いました

一方、レール部分をテープで塞ぐだけでも、床面温度が5℃以上変わり、床面の冷えもかなり改善されました

引き違い窓(レール部シール)
引き違い窓(レール部シール)

なのでレール部分の気密改善が先かなと思い、内窓はまだ手を出していません
気密改善トライについては追ってレポートしたいです(さすがにこの状態だと窓の開け閉めできないので笑)

また、エアコンの位置が引き違い窓の真反対で距離があり、間に吹き抜けがあって暖気が持っていかれやすいため、引き違い窓付近の床面が温められにくいことも影響しているように思います

冬場のエアコンからの暖気の流れのイメージはこんな感じです

冬場の暖気の動き(イメージ)
冬場の暖気の動き(イメージ)

風量自動運転だと、エアコンからの暖気がSPACE1に届く前に吹き抜けから2階に持っていかれ、更に引き違い窓からの漏気があるためSPACE1がなかなか暖まらないのかなという印象です

JET運転にするとSPACE1の真ん中くらいまでエアコンからの流れを感じることができるので、エアコンパワーでごり押すのも一つの解決策かなと思っています
(どっちにしても引き違い窓からの漏気は改善したいところです)

サーキュレーターを併用するなら、1階部分の空気を積極的に循環させるしかないかな…?
(2階の暖気を1階に降ろすのは、自然の流れに逆らうのでかなり大変そう)

冬の総括としては、基本的にエアコン1台運用でなんとかなる(2階以上は特に気にならない)けど、1階のエアコンから離れた位置の引き違い窓付近が弱点と言ったところです

窓やエアコン配置の変更は家が完成してからではなかなかハードルが高いですが、住み始めてから対策できることもあるので、その辺りをまたレポートしていけたらと思います

打ち合わせ中で変更が間に合う状況なら、引き違い窓付近をしっかり暖められる位置にエアコンを配置したり、快適さを求めて床暖房を入れたりも選択肢としてありだったかなと思います
(引き違い窓を止めるという選択肢はここでは置いておきます)

その他のエリアで気になったこと

メインの居住エリアについての感想は上記の通りです
ここではその他のエリアで気になったことを紹介します

エアコン1台である程度快適に過ごせているとはいっても、洗面所、浴室、トイレ、玄関などの独立したエリアは、快適な環境との落差もあって不快に感じやすいです
(全館空調ではないので当たり前ではあるのですが…)

大抵は長時間いるわけでもなく、不快感と言っても相対的なものなので、特に対策等は行ってませんが、風呂の後は体温が下がりやすい状態になっており、冬の洗面所は余計に寒さを感じやすいので、アパートで使っていた温風ヒーターが活躍してくれています

ダイソンの扇風機にも温風機にもなるやつですが、付けた瞬間から暖かく、2畳くらいの洗面所なら1~2分で全体が暖まるので、瞬間的に使用するのにとても助かっています
大人だけならわざわざ温風機を付けなくとも我慢できるくらいですが、子供と入る時はなるべく体を冷まさないように使用しています

洗面所のドアを開けておければ空調が効いて快適な室温になると思いますが、洗面所に浴室は猫に一番入ってほしくないところなので、常に締め切っています
もう使わないかなと思っていた家電が役に立ってよかったです
(デロンギのオイルヒーターも昔買ったんですが、こちらは完全に置物になっています笑)

年間の電力消費量と光熱費

この生活での電気代ってどれくらいなの?というもの気になる点かと思います
とりあえず1年間の実績を置いておきます
電気代の高騰と相まってなかなかの金額になっていますね…

電力消費量実績(1年目)
電力消費量実績(1年目)
光熱費実績(1年目)
光熱費実績(1年目)

詳細は別記事にまとめていますので、もう少し詳しい内容確認したい方はこちらの記事をご覧ください

あわせて読みたい
2023年の太陽光発電と光熱費の実績まとめ|家族3人と猫2匹の戸建て暮らし
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おわりに

積水ハウスのシャーウッドで、大きな吹き抜けがある家のエアコン事情についての紹介でした
実際の温熱環境は、断熱性能だけでなく地域や立地、間取りにも大きく左右されると思います
また快適さの基準も人によって違うので、一例として参考にしていただければと思います

(この記事もそうですが)情報発信者の主観はどうしても入るので、「自分たちの状況に当てはめたらどうか?」という客観的視点を忘れずに、今後の家づくりの糧にしてもらえればうれしいです

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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施主ブロガー
2022年に積水ハウス「シャーウッド」で、2階建て30坪の家を建てました。家族3人、2匹の猫と暮らしています。家づくりの過程、住み心地やDIYの記録など、家全般について綴っています。 Webメディア「日刊住まい」にて、「和泉銀之助」としてライター活動中。
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